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いじめor嫉妬? 学校で“仲間はずれ”にされているわが子への接し方

  • 2015.8.19
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【ママからのご相談】

40代の会社員、小学校6年生の娘がいます。娘がいつも遊んでいたグループで仲間はずれになっているようで、同じクラスの男子と付き合い始めてからそうなったと言っています。担任の先生に聞いてみたところ、 「そういう様子はみられなかった」と言われました。ちゃんと見てくれているのかどうか、今どきの先生の淡白な対応に戸惑っています。

●A. まずはためこんでいたグチを聞いてあげましょう。

こんにちは、フリーライターの渦マキです。

2015年夏も猛暑ですね。バテないように体調を整えて頑張っていきましょう。

さて、小学校6年生、男子とおつきあいを始めたとのこと。女の子同士だと感情が入ってきて複雑ですし、お母さんも対応が大変になっていきますね。

●ご家庭で見守ってみましょう

近年、教員の負担はますます増えてきています。先生たちは、総合学習の導入などで教材の作成・研究などに時間を取られるようになっています。その中で、一人の教師が生徒一人ひとりについて常に目を光らせていることを期待しすぎるのは、難しいことなのかもしれません。

娘さんの“仲間はずれ”については、先生に相談される前に少しご家庭で見守ってみるのがいいでしょう。

その年頃の女の子は感情の浮き沈みが激しいものです。友達同士で楽しく笑っていたかと思えば、一人が放った言葉にムードが一変、急に背中を向けられ孤立してしまったりということは日常茶飯事です。神経質になりすぎずに様子を観察する、“見守ること”が大切です。

●子どもは自分のグチを聞いてもらいたいものです

“見守る”ということは、帰宅後の表情、様子を観察しながら、「今日はどうだった?」とさりげなく聞いてみる、話に耳を傾けることです。

女の子は特に“理解してもらうこと”を求めているわけではありません。“グチを聞いてもらうこと”を望んでいます。相手に自分のグチを聞いてもらうだけで、イヤな気分が浄化されたかのように気分が軽くなります。

仲間とのいざこざ以外でも、お付き合いを始めた男の子のことも誰かに聞いてもらいたいのです。よほどのことがない限りは否定的な返答をせずに、「うん、わかるわかる」と相づちをうちながら、しっかりグチを受け止めてあげましょう。

大抵は、それだけですっきりして何ごともなかったようになってしまうものです。

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いかがでしたか?

子どもの話を聞いてみると、意外に自分なりの解決策を持っていますよ。

【参考文献】

・『思春期の子が待っている親のひと言』大塚隆司・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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