カーディ・B、ブロンクスの火災被害者の葬儀代を負担。

カーディ・Bが、ニューヨークのブロンクスで起こった火災で死亡した人々の葬儀代を支払うという。カーディの地元のアパートの一画で1月9日（現地時間）に火災が発生し、17人の命が犠牲になっていた。そこでカーディは遺族らが癒され、前に進めるようにと葬儀代を支払うことを提案し、こう声明に綴っている。

「ブロンクス出身であることは、私の最高の誇り。今もあそこに住み働く家族や仲間が、私にはいっぱいいる。だから今回の火事とその犠牲になった人々の話を聞いて、何か助けになることをしなくてはと思った。遺族の人々が経験する痛みや苦しみを想像するのは不可能だけど、愛する人々の埋葬に関する費用を心配せずに、前に進み、癒されることができれば本望。この恐ろしい悲劇に見舞われた全ての人々に私の祈りとお悔やみを送ります」

サウス・ブロンクスのハイブリッジ地区で育ったカーディは、アフリカ西部のガンビア出身の犠牲者を母国で埋葬できるよう、遺体を母国に送る費用を支払いたいと申し出てもいるという。ガンビアの首都バンジュールの市役所は、「グラミー賞受賞ア－ティストのカーディ・Bが、何人かの犠牲者をガンビアで埋葬するための送還にかかる費用を、ブロンクス・ファイア・リリーフ・ファンドを通して支払うことを約束してくれました」と声明を発表している。

過去30年で最悪の惨事となった今回の火事は、スペースヒーターの故障によって着火したとされている。

Text: Bangshowbiz