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「巻耳」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.2.28
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今回ご紹介するのは「巻耳」という言葉です。

実はある植物を表している言葉なのですが、皆さんは正しく読むことができますか?
 

「巻耳」の読み方とは?

「まきみみ」と読んだ方も多いかもしれませが、今回のように植物を表す場合には誤りです。

とげとげした実が衣服にくっつくことから、“くっつき虫”とも呼ばれる植物を表しています。

皆さんの中にも、子どもの頃にくっつけて遊んだ経験がある方もいるかもしれません…!

今回は四文字で考えてみてくださいね!

皆さん思い浮かびましたか?

正解は「おなもみ」でした!

「巻耳」はどんな意味?

「巻耳(おなもみ)」を調べてみましょう!意味は下記の通りです。

キク科の一年草。道端などに生え、高さ約1メートル。葉は浅く3~5裂し、互生する。夏から秋、枝先に雄花を、下部に雌花をつける。実は楕円形で鉤(かぎ)状のとげがあり、他にくっつく。果実は漢方で蒼耳子(そうじし)といい、風邪・蓄膿症(ちくのうしょう)・神経病に薬用。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

おなもみは、「巻耳」の他に「葈耳」と表記することもできます。

また、「巻耳」は「けんじ」と読むこともでき、この場合は「ミミナグサ(耳菜草)」という別の植物を表す言葉になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「巻耳」は「おなもみ」と読むことができます!

とげとげに覆われた楕円形の実は、虫と見誤ってしまう方も多いかもしれません…。

「巻耳」に見覚えがないという方は、ぜひ調べてみてくださいね!