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「鰈」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.10
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魚へんの漢字にはさまざまなものがありますが、その中でも「鰈」はお寿司屋良く見るのではないでしょうか。ちなみに「かれい」と読みますよ。

さて、実はこの「鰈」に「かれい」以外の読み方があるってご存知ですか? 読み仮名は4文字です。みなさんは、正しく読むことができますか?

「鰈」の読み方!

「鰈」に「かれい」以外の読み方があるなんて…ちょっと想像もつきませんよね。

「もしかして…ひらめ?」そう思われた方はいませんか? たしかに「ひらめ」と「鰈」はよく似ていますよね。

しかし、残念!「ひらめ」は「鮃」もしくは「平目」と書きます。残念ながら「鰈」は「ひらめ」と読みません。

ここでヒント! 今回の正解ですが、実は「鰈」の古名になります。「かれい」にとてもよく似ているので、よ~く考えればわかるかも…?

…そろそろ、答えは浮かびましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「からえい」でした!

「鰈」について

「かれい」の読み方によく似ている「からえい」。でも、正しく読めた方は多くないのかもしれません。さて「鰈」は食卓によく並ぶ魚の一つ。しかし、みなさんはどれぐらい「鰈」について知っていいますか?

せっかくなので、この機会に詳しく調べてみましょう!

〘名〙
① カレイ科の海魚の総称。体は扁平な卵形で、全長三〇センチメートルくらい。両眼は片側にある。左ビラメの右カレイといって、一般にカレイ科は右側、ヒラメ科は左側に目があるが、ヌマガレイは普通左側にあり、オヒョウはヒラメ科でも右側にあるなど例外もある。上面は褐色などの黒みを帯び、周囲の色と紛らわしい色が多い。下面は白色または淡黄色。食用。海底の砂地にすみ、日本近海ではマガレイ、マコガレイ、イシガレイ、メイタガレイなどが知られる。からえい。
② 魚「したびらめ(舌鮃)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「左ビラメの右カレイ」は例外もあるそうですが、ひとまず今後は、こちらを見分け方として覚えておくと良いかもしれません。そして、こちらを読んでびっくりされた方も多いはず。そう、実は「鰈(かれい)」って「舌鮃(したびらめ)」の異名だったのですね。

まとめ

いかがでしたか?

「鰈」は「かれい」のほかに「からえい」と読みます。

私たちの身近なものにも、実は知らない異名や古名があることも。気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね!