「これぞ背徳感」【すた丼】重さ約1キロの『背脂肉丼』が強烈。すべてがケタ違いなんです…。

2022年早々、看板メニュー「すた丼」の8倍の量のにんにくを使用した「無双とんこつ牛ホルモン丼」を販売していた伝説のすた丼屋。

しかし、2月1日から“それをさらに上回る”期間限定メニュー「熟成背脂黒すた丼」を新発売しています。今回の新商品は、すべてがケタ違いですよ…！

使用しているにんにくはなんと9倍…さらに、脂量も2.5倍を誇っているんだそう。気になるその味を、早速チェックしてみました。

今回は、肉の量が「熟成背脂黒すた丼」の2倍を誇る「背脂黒すた丼大爆発盛り」をオーダー。飯増しで注文したため、価格は1,410円（税込）になります。

手にしっかりと伝わるその重量感…。電子スケールで測ってみたところ、やはりかなりのボリュームが。実に984gと言う数値を叩き出しました。

（※容器の重量を含んでいます）

ふたを開ける前からにんにく臭を放っていましたが、開けるとそれはよりいっそう強烈に…。使用量9倍はだてではないようです。

匂いとともに印象的なのが、ご飯を覆い隠すようにてんこ盛りにされた肉。通常の「すた丼」とは、全く異なる色合いをしています。

なんでも、こちらに使用されているのは、同社の「秘伝のニンニク醤油ダレ」に黒ニンニクや厳選した醤油などを加えた「熟成黒ニンニク醤油ダレ」なんだとか。味がかなり気になるところです…！

付属の温泉玉子を中央に盛りつけたら準備完了。それでは、早速いただいてみたいと思います。

まずは、肉だけをいただいてみることにします。

最初は「あれ…そこまで？」と思ったものの、噛むほどにニンニクの風味がブワ〜っと口の中に！油がしっかり効いており、背脂もグイグイ主張してきます。これはかなり強烈な味…！

超粗挽きの豚バラ肉のサクッとした食感、背脂のぷるん、とろ〜っとした食感もクセになります。

それにしても…あらためてスゴい量の肉です。ぐわっと持ち上げてもこの通り、ご飯が全然見えません…。

味がめちゃくちゃ濃くオイリーなので、とにかくご飯が進みます。正直、これは通常の「すた丼」とは比べものにならないレベル。お腹の具合が優れない方は、絶対に食べない方がいいと思います。

ある程度食べ進めたところで、お待ちかね。半熟玉子とともにいただきます。

もちろん相性は抜群…なのですが、味があまりに濃いためか、思ったほどのシナジー効果は得られず。徹頭徹尾、とにかくニンニク、醤油、背脂のインパクトがスゴかったです…。

想像以上に強烈な味わいだった、すた丼の「背脂黒すた丼大爆発盛り」。「背徳感」という言葉がこれほどピッタリな食べ物は無いかもしれません。こちらを食べたら、間違いなくエネルギーもフルチャージできることでしょう。

ただし、食べ終わった際のオーラルケアは必須！食べる場所、シーンに要注意の逸品と言えそうです。

筆者：松本陸杜／ライター