1. トップ
  2. 「悄悄」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「悄悄」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.1
undefined

皆さんは「畳語(じょうご)」をご存知ですか? 同じ漢字を繰り返し使っている言葉のことで、例として「様様(さまざま)」や「各各(おのおの)」などがあります。2文字目は「々」に置き換える場合もありますよ。

今回ご紹介する難読漢字は、そんな「畳語」の1つである「悄悄」です。みなさんは、正しく読むことができますか?

「悄悄」の読み方!

「悄」って、なんとなく見覚えがありませんか?

そう! 「消化」や「消しゴム」でおなじみの「消」の右側によく似ていますよね。

そのため、読み方を「しょうしょう」と予想した方もいらっしゃると思います。

実はこれも大正解!

しかし、今回は読み仮名4文字で考えてみてくださいね。

それでは、正解にたどり着くヒントになる例文をご紹介します。

ヤマが外れてテストで赤点を取ってしまった友人は、「悄悄」と家に帰った。

どうやら落ち込んでいるようですね…。

例文を見て、読み方がわかった方はいらっしゃいますか?

それでは、正解を発表します。

正解は「すごすご」でした!

「悄悄」について

「悄悄(すごすご)」という言葉、聞いたことはあっても、自分で使ったことのある方は少ないかもしれません。ましてや漢字表記をご存知の方はほとんどいないはず! 今回も、なかなかの難問でしたね。

それでは、辞書で意味を確認しましょう!

気落ちして元気がないさま。また、元気なくその場をたち去るさま。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

併せて「しょうしょう」と読む際の意味もチェック!

1 元気がなく、うちしおれているさま。悄然。「悄悄として引き返す」
2 静かでもの寂しいさま。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

どちらも共通の意味を持っていますが、「しょうしょう」と読む場合「静かでもの寂しいさま」という意味もあるようです。

みなさんの周りに、結果が振るわず「悄悄」としている方がいたら、ぜひ励ましてあげてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「悄悄」は「しょうしょう」のほかに「すごすご」と読みます。

「畳語」にはほかにも変わったものがたくさんありますよ。その中には難読漢字もあるかも!? 今後も見つけ次第ご紹介していきますので、楽しみに待っていてくださいね。