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【計算クイズ】「ミスなく解ける?」分数表記の時間→秒に直せますか…?

  • 2022.3.9
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日常生活では「1/2時間」や「1/5分」といった表現はあまり使われないですよね。

しかし、学校で習う算数や数学では、時間を分数で表した問題が出題されることもあります。

今回はそんな時間の問題に挑戦してもらいましょう。

「5/12時間」は何秒ですか?

答え

1時間が何分か、1分が何秒か、という超基礎がわかっていれば、計算ミスに注意するだけで答えにたどり着くことができます。

では、正解を発表します。

 

5/12時間は、1500秒でした!

解説

まずは、分数になっている時間を分に直しましょう。1時間は60分ですね。だから、60×5/12を計算すれば、時間を分に変換することができます。

60×5/12=25分

次に、25分を秒に直します。1分は60秒なので、今度は25×60を計算します。

25×60=1500秒

正解にたどり着けました。

 

なお、小数で表された時間を秒に直すときも同じように60を掛けていきます。

例えば、「0.7時間」を秒に直す場合の計算式は以下のようになります。

0.7×60=42分
42×60=2520秒

今回の問題では、分数時間を分に直したときに25分と綺麗な整数になりました。

しかし、分母の数が60の約数でない場合には、うまく整数に変換されません。

1/7時間は、60を掛けて分に直そうとしても60/7分となんだか頭でっかちな形になってしまいます。こんな時は、8と4/7分のように帯分数に直したほうがわかりやすいですよ。

まとめ

分数や小数で表された時間は、60を掛ければ分、秒に直すことができます。算数や数学の文章題、理科の計算問題ではたびたび分数や小数で表された時間を扱うことがあります。

あまり日常生活でお目にかからない形なので扱いにくいと感じるかもしれませんが、基本の解き方を覚えておけば怖くないですよ。



ライター:veyu
通信制大学にて高校数学教員免許を取得。数検2級にも合格している「数学が趣味の人」。現在は学習ボランティアを通して子どもたちに数学を教えています。算数や数学の問題に潜む「解ける快感」を一人でも多くの人に味わってほしいです。
編集:TRILLニュース