【計算クイズ】ミスなく解ける？「1m³」は「何mm³」？

日常生活であまり使わない単位は忘れてしまいがちですよね。

1次元の単位換算は簡単という方でも、2次元（面積）、3次元（空間）の単位換算になると難易度が高く感じられるのではないでしょうか。

1次元の単位換算ができていれば、2次元の面積や3次元の体積の単位換算まではあと一歩です。ただし桁数が大きくなりがちなので、0の数を間違えないように注意しなくてはなりません。

今回は、体積の単位換算をする問題を出題します。

「1m³」は「何mｍ³」でしょうか？

まずは、「1m」は「何mm」だったかを考えます。

体積は3次元になりますから、その結果を3乗すれば答えが求められます。

桁数がかなり大きくなるのには要注意。

頭の中で0が何個続くか、イメージ出来ていますか…？

それでは、答え合わせです。

「1m³」は「1,000,000,000 mm³」（10億mm³）となります。

1の後に続く0の数は9個。ミスなく答えられたでしょうか？

まずは、1mが何mmだったかを考えてみましょう。

1m＝1,000mm

「体積」は3次元なので、1次元の「長さ」を3乗することで求められます。

これは、「m」を3回掛けることを表す、「m³」という単位からもわかります。つまり、

1m×1m×1m＝1m³

これを踏まえて、体積の単位換算をしてみましょう。

1m³
=1,000mm×1,000mm×1,000mm
=1,000,000,000mm³

これで、正解にたどり着くことができました。0が3つの1,000を3回掛けたから、答えは0が9個つく1,000,000,000（10億）になったのですね。

今回の問題は、1mが何mmなのかわかれば半分正解したようなものです。

とはいえ桁数が大きいがために0の数が正しいのかどうか、不安になった方もいたかもしれません。

このように単位換算は1次元よりも2次元の方が、2次元よりも3次元の方が難しくなってきます。しかし1次元（長さ）の段階の単位換算が正解ならば、地道に計算することで必ず正解にたどり着くことができるでしょう。

ライター：veyu
通信制大学にて高校数学教員免許を取得。数検2級にも合格している「数学が趣味の人」。現在は学習ボランティアを通して子どもたちに数学を教えています。算数や数学の問題に潜む「解ける快感」を一人でも多くの人に味わってほしいです。
編集：TRILLニュース