1. トップ
  2. 「念う」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

「念う」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.12
undefined

今回ご紹介する漢字は「念う」。

「念慮(ねんりょ)」や「概念(がいねん)」などに使われる「念」の漢字に送り仮名をつけたものですが…。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

みなさんが今までに一度は必ず使ったことがある言葉ですよ。

「念う」の読み方!

では、早速「念う」の読み方を発表します。

「ねんう」と読んだ方は、不正解!

ヒントは、何かを考えたり願ったりするときに使う言葉です。

「私もそうだと念う」や「愛犬を恋しく念う」などのように使うことが多いでしょう。

ほかの漢字では「懐う」や「憶う」と書くこともできますよ。

「お」から始まる言葉を考えてみてくださいね。

そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「おもう」でした!

「念う」の豆知識

では、「念う(おもう)」とはどういう意味なのでしょうか。

①自然に知覚する。
②自分でそう判断する。
③物事を心に描く。
④考えが巡る。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.258

 

普段は「思う」と書くことがほとんどでしょう。

では、「念う」や「思う」、「懐う」や「憶う」はどのように使い分けたらよいのでしょうか。

ほとんどの場合は《思》を用いる。
「おもい」が揺るぎない場合には、《念》を書くこともできる。
しみじみと「おもう」場合には《懐》を使ってもよい。
忘れないで「おもい出す」場合には《憶》を書くこともできる

出典:円満字 二郎、漢字の使い分けときあかし辞典、研究社(2016年5月20日版)p.121

 

基本は「思」を使いますが、状況に応じてほかの「おもう」を使い分けるんですね。

まとめ

いかがでしたか?

「念う」は「おもう」と読みます。

普段は「思う」と書くことがほとんどですが、揺るぎない思いを表したいときは「念う」を使ってみてください。