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「寛やか」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.4.2
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今回ご紹介する漢字は「寛やか」。

「寛大(かんだい)」や「寛仁(かんじん)」などに使う「寛」に送り仮名をつけたものですが、一体なんと読むのかわかりますか?

漢字は難しいですが、読み方は誰もが知っているものですよ。

「寛やか」の読み方!

では、早速「寛やか」の読み方を発表します。

「かんやか」と読んだ方は、不正解!「寛ぐ(くつろぐ)」とも読みますが、「くつろやか」でもありませんよ。

ヒントは、「カーブが寛やか」や「川の流れが寛やか」のように使う言葉です。

「寛やか」の対義語としては「急」や「きつい」、「激しい」などが使われます。

「ゆ」から始まる言葉を考えてみてくださいね。

そろそろ読み方はわかりましたか?

そう!正解は「ゆるやか」でした!

「寛やか」の豆知識

では、「寛やか(ゆるやか)」とはどういう意味なのでしょうか。

①締まり方がきつくないさま。
②物の速度や物事の進展がゆっくりしているさま。
③規制などが厳しくないさま。
④曲がり方や傾斜の度合いが少ないさま。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1779

 

普段は「緩やか」の漢字を使うことが多いでしょう。

ところで、なぜ「寛」の漢字が「ゆるやか」の意味をもつようになったのでしょうか。

「寛」は祖先を祭っているみたまやの中で、眉を太く描いた巫女がお祈りしている様子を表した漢字です。

この巫女が神のお告げを述べている様子がうっとりとして意識がない状態で行われていたことから、「ゆるやか」の意味をもつようになりました。

まとめ

いかがでしたか?

「寛やか」は「ゆるやか」と読みます。

普段は「緩やか」と書くことが多いですが、この機会にぜひ「寛やか」も覚えておいてくださいね!