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「浮雲い」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.24
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ふわふわと空に浮かぶ雲を見て、「わたあめみたいでおいしそう」「雲にのって遊びたい」と思ったことはありませんか?

時間の流れとともに形を変える雲は、ずっと見ていられますよね。

さて今回は、「雲」を使った漢字から「浮雲い」をご紹介します。

一体なんと読むのかわかりますか?

「浮雲い」の読み方!

では、早速「浮雲い」の読み方を発表します。

まずはヒントから。とっさに危険が迫ったり、ケガをしそうになったりしたときによく使う言葉です。

ちなみに「雲」という漢字が入っていますが、「雲」とはまったく関係ありません。

子どもが道路に飛び出しそうになったとき、みなさんならなんと言いますか?

おそらく誰もがとっさに「浮雲い!」と声を出すはずです。

そのほか、会社の経営が傾いているときや怪しい話を聞いたときにも「浮雲い」を使いますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「あぶない」でした!

「浮雲い」の豆知識

日常生活でもよく使う「浮雲い(あぶない)」という言葉には、次のような意味があります。

改めて辞書で確認してみましょう。

①災いなど危険なことが起こりそうである。危険だ。
②存続が危ぶまれる状態である。また、悪い結果になりそうだ。
③望むところが実現しそうにない。あやうい。
④不確かで信頼できそうにない。あてにならない。疑わしい。怪しい。
⑤危険がさし迫った状況をいう。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.48

 

普段は「危ない」と書くことがほとんどでしょう。ところで、なぜ「あぶない」という言葉に「浮雲い」の字を当てたのか、気になりますね。

まとめ

いかがでしたか?

「浮雲い」は「あぶない」と読みます。

普段は「危ない」で表記することがほとんどですが、今回の「浮雲い」も是非覚えておきましょう。