1. トップ
  2. 「摩でる」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

「摩でる」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.4.1
undefined

今回ご紹介する漢字は「摩でる」。

「摩擦(まさつ)」や「按摩(あんま)」などの言葉に含まれている「摩」に送り仮名がついていますが、一体なんと読むのかわかりますか?

ちなみに、誰もがしたことのある身近な行為のことですよ。

「摩でる」の読み方!

では、早速「摩でる」の読み方を発表します。

「までる」と読んだ方は、不正解!

ヒントは、子どもやペットをさするように触るときに使う言葉です。

愛おしい人を「摩でる」こともありますし、体を強く打って痛むときに「摩でる」こともあります。

「犬の頭を摩でる」や「髪の毛を摩でる」のように使うことも多いでしょう。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「なでる」でした!

「摩でる」の豆知識

では、「摩でる(なでる)」とはどういう意味なのでしょうか。

触ったり触れたりする以外に、次のような意味もあります。

①手のひらなどで表面に触れて軽くこする。
②やわらかい物や風が軽くふれる。
③髪を簡単にとかす。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1297

 

「摩でる」よりも「撫でる」と書くことのほうが一般的でしょう。

「摩」にはこのほかに「摩る(する・こする・さする)」といった読み方もあります。

ところで、「摩」の漢字の成り立ちをご存知ですか?

「摩」の漢字は、手を使って麻の繊維を取る様子から作られたものです。

繊維を取るには麻をつぶす必要があるため、「なでる」や「こする」という意味をもつ漢字となりました。

ちなみに「なでる」と読む漢字には、ほかに「拊でる」や「捫でる」もあります。

まとめ

いかがでしたか?

「摩でる」は「なでる」と読みます。

普段はあまり「摩でる」と書くことはありませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!