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「新地」は「しんち」以外に何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.2.16
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今回ご紹介する漢字は「新地」。

読んで字の如く、新たに居住地として開けた土地である「新地」や大阪にある「北新地」など、「しんち」と読む以外にも別の読み方があるのですが……。

一体なんと読むのでしょうか?

「新地」の読み方!

では、早速「新地」の読み方の発表です。

「にいち」と読んだ方は、不正解。勿論、「あらたち」でもありません。

ヒントは建物が建っていない土地! 「更地」とも表記します。

ここまで読むと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「さらち」でした!

「新地」の意味は?

それでは「更地」とも表記する「新地(さらち)」の意味を理解するために、「新地(しんち)」とともに国語辞典で改めて確認してみましょう!

まずは「新地(しんち)」から。

①新開地。②新たに得た領地。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.787

 

続いて、「新地(さらち)」はというと…

すぐ家が建てられる空き地。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.610

 

というわけで、新たに得た土地を「新地(しんち)」、すぐ家が建てられる土地を「新地・更地(さらち)」と表現するようです。

ところで、土地を購入する際、「新地・更地(さらち)」と同じくらい「整地(せいち)」という言葉を耳にすることがあるかと思います。両者の違いは、知っていますか?

ざっくりと説明すると、「整地(せいち)」は地ならしした土地のこと!

余談ですが、雑草が生えている「新地(さらち)」より、地ならしされている土地である「整地(せいち)」の方が売却価格も高めになるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「新地」は新たに得た土地を意味する「しんち」もしくは家が建てられる土地を意味する「さらち」と読みます。

ぜひ、この機会に「新地」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!