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「芥場」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.12
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今回ご紹介する言葉は「芥場」です。

「芥」、この漢字は作家「芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)」の名前に使われていることから、「あくた」と読むのは有名ですよね。ただ、他にどう使うかと問われると、困ってしまう方が多いかもしれません。

そんな「芥」が含まれる「芥場」、いったいなんと読むのか。ぜひお考え下さい!

「芥場」の読み方!

簡単に「あくたば」「あくたじょう」と読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は「あくたば」で正解なんです。「これが難読漢字…?」とお思いかもしれませんが、もちろんこれでは終わりません。もう一つ正解は残されています。

ヒントを出すと、この「芥」、同じ読み方の別の言葉の方が有名かもしれません。

例を挙げると、様々な具、それもちょうど5種類ほど入っているご飯の名前は「〇〇ごはん」ですよね。他にも、囲碁の石と盤を使う簡単なゲームを「〇〇並べ」といいます。

ここまで聞くと、もうお分かりなのではないでしょうか。

そう、正解は「ごもくば」なんです!

「芥場」について

そもそも「芥」は「あくた」の他に「ごもく」と読みます。これをご存じの方には簡単な問題だったかもしれませんね。

それでは、読み方が分かったところで意味の確認に移りましょう。「芥場」、いったい何を指しているのか、辞書にはこう記載されています。

ごもく‐ば【芥場】
〘名〙 ごみすて場。ごみため。ごもく。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「ごみすて場」のことでした。「ごみくず」という意味の「塵芥(ちりあくた)」という言葉があることからも、この意味はすんなりと納得できるかと思います。

余談ですが、冒頭に出てきた「芥川龍之介」と同じ名前の川が実際にあるとご存じですか?

「芥川(あくたがわ)」は大阪府高槻市に流れており、国土の保全や国民経済上、特に重要とされる一級河川でもあります。釣り場では「鮎(あゆ)」や「鱒(ます)」釣りを楽しめるそうですよ。

まとめ

「芥場」は「あくたば」の他に「ごもくば」とも読むことが分かりました。

今後も「芥場」と同じか、それ以上に読むことが難しい言葉をご紹介させていただきますね!