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「烏豆」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.5
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「豆」には「枝豆(えだまめ)」や「インゲン豆(いんげんまめ)」、「小豆(あずき)」などがあり、私たちの食卓を彩ってくれる食材ですよね。

今回は、そんな「豆」が含まれる「烏豆」の読み方を当てていただきます。勘違いしている方がいるかもしれませんが、「鳥豆」ではありませんよ。

「烏豆」の読み方!

まずは誤解しがちな「烏」を見ておきましょう。

「鳥」から横棒が1本消えている「烏」、こちらは日ごろからあちこちで見かける「からす」と読みます。

もちろん「烏豆」を「からすまめ」と読んでも正解です。しかし、こちらは「野豇豆(のささげ)」という豆の異称。実は、「烏豆」はもっと身近な豆の名前でもあるんです!

「からす」の見た目を思い返してみましょう。「からす」は何色でしょうか…?

そう、正解は「くろまめ」なんです!

「烏豆」について

みなさんもお察しの通り、「烏豆」は「黒豆」の別表記でもあるんです。「黒豆」にこんな表記もあるとご存じでしたか?

それでは、「烏豆」の意味を辞書で確認しておきましょう。

くろ‐まめ【黒豆・烏豆】
〘名〙 ダイズの栽培品種。種子がやや扁平で黒く熟するもの。古くから薬用・食用として利用されてきたが、今日では、特に正月の御節(おせち)料理などに用いる。黒大豆。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「おせち」に「黒豆」が入っているのは、「まめ」に暮らす、「まめ」にはたらくようにという願いがこめられていることに由来するとされていますよね。

まとめ

いかがでしたか?

「烏豆」、その実態は、私たちのよく知る「くろまめ」でした。

今後も「烏豆」のような難読漢字をたくさんご紹介させていただきますね!