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「似鯨」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.14
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「鯨」は日本において古くから食用として親しまれていたり、他にも油やせっけんなど様々な用途があり、捨てるところがないと言われていますよね。

さて、今回はそんな「鯨」に関連した言葉「似鯨」をご紹介します。

「似鯨」の読み方!

まずは一般的な読み方から考えてみましょう。

「似」、こちらは「似る(にる)」、または「疑似(ぎじ)」や「酷似(こくじ)」のように「じ」と読みますよね。

続いて「鯨」、こちらは「くじら」「げい」と読む場合がほとんどかもしれません。

今回の「似鯨」ですが、「鯨」はそのまま「くじら」と読みます。つまり、鍵となるのは「似」なんです。

ここでヒント! 「似鯨」は「〇〇〇くじら」と読みます。空欄に当てはまる3文字を考えてみてください! 古風な感じに読んでみると良いかもしれませんよ。

ヒントを読んで、かなり正解に近づけている方もいらっしゃるかもしれませんね。それでは、ここで正解を発表させていただきます。

正解は「にたりくじら」でした!

「似鯨」について

「似鯨(にたりくじら)」、「言われてみれば読めなくもないかも…」、そんな言葉だったのではないでしょうか。

ただ、初見で読める方は決して多くはないと思います。すぐに読めた方はいらっしゃいますか?

なお、意味は下記の通りとなっています。

にたり‐くじら〔‐くぢら〕【似鯨】
ナガスクジラ科のヒゲクジラ。全長約13メートル。赤道域から冷帯境界域の暖水域に分布。1940年代末に識別されるまでイワシクジラと同種として扱われていたが、腹部の畝が長く、ナガスクジラに似ていることからこの名がついた。頭部の先端から噴気孔にかけて3本の稜線があるのが特徴。カツオの群れの中でよく見られることから、カツオクジラともよばれる。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「似鯨」という名前ですが、「鯨」に「似」た魚というわけではなく、実際には「鯨」の1種でしたね。

「似鯨を見てみたい!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら水族館で見る、といったことは出来ないそうです。理由は明白、全長13mの「似鯨」を飼えるような水槽がどこにもないからですね。

現在日本の水族館で見られる「鯨」で有名なのは「鯱(しゃち)」。そもそも「鯱」が「鯨」の異種とご存じでしたか? 「鯱」であれば、国内でも見れる水族館があるそうですよ。

まとめ

「似鯨」は「にたりくじら」と読み、「鯨」の1種を指していました。

今後も「似鯨」のような、読めそうで読めない難読漢字をたくさんご紹介させていただきます。次回をお楽しみに!