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「鴨着島」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.13
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今回みなさんには「鴨着島」という言葉の読み方を当てていただきます。

「鴨」「着」「島」、どれも特段難しい漢字ではありませんよね。ただし、これは難読漢字クイズ、一筋縄では正解できませんよ。

島の名前のようにも見えるこの言葉、はたしてどんな読み方なのでしょうか…?

「鴨着島」の読み方!

今回の「鴨着島」、実は「鴨」と「島」の読みは非常に簡単なんです。そのまま「かも」「しま」と読みます。「なんだ、簡単じゃん」と拍子抜けされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

察しの良い方はもう気づいていらっしゃると思いますが、正解に辿り着くための鍵は「着」。こちらの読み方が「鴨着島」が難読たる所以なんです。

正解は2つ。そして、どちらも「着」の読み仮名は2文字です。どう読めば正解できるのか、お考え下さい!

どうでしょう、当てはまる2文字に見当は付きましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かもどくしま」「かもづくしま」でした!

「鴨着島」について

「着」を「づく」と読むのは理解できますが、「どく」と読むことに納得がいかないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて、読み方は分かりましたが、意味はまだ定かではありません。「鴨着島」をどこかの地名、島名と予想していらっしゃる方がいるかもしれませんが、決して特定の場所を指しているわけではないんですよ。

「鴨着島」の意味は下記の通りとなっています。

かもどく‐しま【鴨着島】
〘名〙 =かもづくしま(鴨着島)
かもづく‐しま【鴨着島】
〘名〙 鴨の寄り集まる島。転じて、人里離れた山里のたとえ。かもどく島。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「鴨の寄り集まる島」から「人里離れた山里」に転じるなんて、この言葉を考えた人の発想力には驚かされますね。

余談ですが、この「鴨着島」の他にも、「鴨」が使われているたとえや故事成語はまだまだあることをご存じですか?

「鴨が葱を背負って来る」や「いい鴨」などは有名ですが他にも「鴨の水掻き」や「家鴨も鴨の気位」等々…。他にどんなものがあるのか興味がある方は一度調べてみてください!

まとめ

いかがでしたか?

「鴨着島」は「かもどくしま」「かもづくしま」と読みます。

今後も難読漢字をたくさんご紹介させていただきます。ぜひご家族や友人との話のネタにしてみてください!