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「大蚊」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.12
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「蚊」、今の季節にはその姿を見ることはほとんどありませんが、夏になるとどこからともなく家に入ってくる、日本人とは長い付き合いの虫ですよね。毎年対策に難儀されている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな「蚊」が含まれる言葉、「大蚊」の読み方を当てていただきます。

「大蚊」の読み方!

「大」は「だい」や「大きい(おおきい)」、「蚊」は「か」や「ぶん」と読みますよね。

これらを組み合わせて「だいか」や「おおぶん」と読まれた方がいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら不正解。「大蚊」、字面からはなかなか想像できない読み方をします。

ヒントを出すと、読み仮名は4文字。そして、最初の一文字は「が」です。残る3文字を考えてみてください!

「それだけじゃ分からない…」という方もいらっしゃるかもしれませんから、追加のヒントをお出しします。3文字目は「ん」、「が〇ん〇」の空欄を埋めてみましょう。

いかがでしょう、残る2文字の見当は付きましたか?

それでは正解を発表します。

正解は「ががんぼ」でした!

「大蚊」について

「ががんぼ」という読み方に、耳なじみがない方が多いかもしれませんね。

ちなみにこの「大蚊」、ただ単に「大」きい「蚊」というわけではなく、そもそも「蚊」ではないみたい…。辞書でその正体を確かめておきましょう。

ががんぼ【大蚊】
〘名〙 (「かがんぼ」「かがんぽ」とも) ハエ(双翅)目ガガンボ科に属する昆虫の総称。蚊に似るが大形で、体長五センチメートルに達するものもある。胸部背面が盛り上がり、あしは長くもげやすい。夏、灯火によく飛来するが吸血しない。幼虫は水中または湿土中にすみ、キノコ、麦、稲などを食害するものもある。キリウジガガンボ、ミカドガガンボなど日本に約七〇〇種が分布。かのうば。かとんぼ。かのおば。かのおばさん。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「蚊」に似ているが別の虫で、吸血はしないとのこと。もし出くわしたとしても、その点では安心できますね。ただし、決して害がないわけではなく、引用にある以外にもゴルフ場の芝に危害を加える虫なんです。

日本のいたるところに生息している「大蚊」ですが、対策としては他の虫と同様に、遮光カーテンや殺虫剤、ライトトラップ等が有効とのこと。春から秋にかけて出る「大蚊」にお悩みの際には、上記の方法をお試しください!

まとめ

いかがでしたか? 「大蚊」、読み方は分からなかったけれども、実際にはよく知る虫だった、という方もいらっしゃるかもしれません。

今回の「大蚊」に限らず、虫の名前にはまだまだたくさん難読なものがあるんです。今後もたくさんご紹介させていただきますね!