「人状」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は…？

今回は「人状」という言葉の読み方を当てていただきます。

「人」に「状」、どちらもよく見かける簡単な漢字ですよね。そんな2つが組み合わさるといったいどんな読み方になるのでしょうか？

まずは「人」「状」、それぞれの一般的な読み方から見ていきましょう。

初めに「人」、言うまでもないかもしれませんが「ひと」や「にん」と読みます。

続いて「状」、こちらは「じょう」と読む場合がほとんどかもしれません。

今回の「人状」、「人」はそのまま「ひと」と読むんです。つまり、鍵となるのは「状」をどう読むか、こちらにかかっています。

もしかすると、「人状」の別表記の方が簡単に読めてしまうかもしれません。「状」以外に“木偏”のとある漢字でも表記できるんです。他にどんなものが当てはまるのか分かれば、正解はもうすぐそこですよ！

それでは、正解を発表します。

正解は「ひとざま」でした！

「人状」は「人様」と書くこともできます。こちらは字面通りの読み方でしたね。

では、読み方が分かったところで意味の確認に移りましょう。「人状」「人様」、いったいどんな意味なんでしょうか。

ひと‐ざま【人状・人様】
〘名〙その人の人がら、雰囲気などの大体のようす。人柄。人品。にんてい。
出典：『精選版日本国語大辞典』（小学館）

「人」の「状」態や「様」子のことでした。意味は字面の通りとも考えられるかもしれません。

余談ですが、「人様」といえば、他人を敬う際に使う「ひとさま」として目にする場合が多いのではないでしょうか。でも、実は「ひとさま」「ひとざま」以外にもう1つ読み方があるんです。

それは「ひとさん」であり、「ひとさま」が変化したものとなっています。普段何気なく使っている方も多いかと思いますが、「人様」と書くことをご存じだった方はそう多くはないかもしれませんね。

「人状」は「ひとざま」と読み、「人様」とも書くことが出来ます。

「人状」のようなあまり知られていない難読漢字はまだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますので、楽しみにお待ちくださいね！