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「月輪」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.12
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今回は「月輪」という言葉の読み方を当てていただきます。

一目見ただけで、ある動物が頭に浮かんだ方も多いのではないでしょうか。もちろん、その動物の名前と同じように読むこともできますが、他にも3つほど読み方があるんです。

さて、いったいどう読むのでしょうか…?

「月輪」の読み方!

冒頭で言及した動物とは「月輪熊(ツキノワグマ)」です。この動物の存在もあり、「つきのわ」と読まれた方が多いと思います。

他にも「月」「輪」、それぞれの一般的な読みから、「げつりん」「がつりん」と読みますが、残る1つはそう簡単には読めません。「月」の読み方が、私たちがよく知っているものとは少し違います。

読み仮名は4文字、そして、「がつりん」とは1字しか違いません。「が〇りん」、「つ」以外に何が入るのか考えてみてください!

いかがでしょう、正解の見当は付きましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「がちりん」でした!

「月輪」について

「がち」、「月」の読み方としては意外なものだったかもしれません。

実は「がち」という読み方は「月輪」に限らず、「月」1文字だけであってもそう読むことが出来ます。この機会に併せて覚えておいてくださいね!

なお、意味は下記の通りとなっています。

がち‐りん グヮチ‥【月輪】
〘名〙 仏語。
① 月の異称。輪のように丸い満月。
② 衆生に本来備わっている心を清浄な満月にたとえたもの。真如の月。
③ 「がちりんかん(月輪観)」の略。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

余談ですが、先ほど「月輪熊」に触れましたが、「月輪(つきのわ)」単体でも、また別の動物のことを表しているんです。

月と関係が深い動物と聞くと、思い当たる方が多いかもしれませんね。。そう、「兎(うさぎ)」なんです。昔から月の模様が兎に見えると言われていることを踏まえると、納得できるのではないでしょうか。

まとめ

「月輪」は「つきのわ」「げつりん」「がつりん」の他に、「がちりん」と読みます。

今後も「月輪」のような難読漢字をたくさんご紹介させていただきます。次回をお楽しみに!