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「回る」は「まわる」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.4
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今回は「回る」の読み方を当てていただきます。

「簡単すぎる!」とお思いの方が大半かと思いますが、そうとは限らないんです。

みなさんの頭に思い浮かんでいるもの以外の、別の3つの読み方を今回はご紹介します。

さて、いったいどう読むんでしょうか…?

「回る」の「まわる」以外の3つの読み方!

「回る」を見て大多数の方は「まわる」と読まれたかと思います。

それは当然正解なのでですが、前述のとおりその他の3つの読み方があるんです。

ここでヒント、「回る」には2つの別表記があるんです。それは「巡る」と「廻る」。このヒントから読みを推測してみてください!

いかがでしょう、どう読むのか見当は付きましたか?

それでは正解を発表します。

正解は、「みる」「めぐる」「もとおる」でした!

「回る」について

3つのうち、「めぐる」はヒントの「巡る」から簡単に分かったかもしれません。

ただ、「みる」「もとおる」はかなりの難問でしたね。

「ヒントがあっても分からなかった…」という方は、この機会に覚えておきましょう!

なお、「みる」「めぐる」「もとおる」の意味は下記の通りとなっています。

まずは「みる」から。

みる【×廻る/▽回る】
[動マ上一]曲がりめぐる。まわる。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

続いて「めぐる」です。

めぐ・る【巡る/▽回る/×廻る】
[動ラ五(四)]
1 周囲をまわる。周囲に沿って進む。
2 周囲を取り囲む。取り巻く。
3 あちこちまわり歩く。巡回する。
4 まわって再びもとに返る。
5 ある事柄を中心としてそのことに関連する。
6 一点を中心として回転する。
7 輪廻する。
8 この世に生きる。世の中に交わる。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

最後に「もとおる」です。_

もとお・る〔もとほる〕【▽回る/×廻る】
[動ラ四]
1 めぐりまわる。徘徊する。
2 物事が思うとおりに運ぶ。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

中でも「めぐる」は1語でかなり多くの意味がありました。

「めぐる」の「輪廻する」「この世に生きる」という意味は、あまり馴染みがないかもしれません。ただ、他の「周囲を回る」「あちこちまわり歩く」などの意味は、「めぐる」を使う際に無意識のうちに使い分けることができているのではないでしょうか。

余談ですが、「まわる」という読みは「めぐる」以上に多くの意味がありました。

「めぐる」のように無意識で使い分けているだけに、その意味を正確に区別できている方はそうそういないかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「回る」には一般に浸透していない読みが多数ありました。

この他にも「回る」のような、簡単な漢字の知られざる読みはまだまだたくさんございます。

今後も難読漢字としてご紹介していくので、楽しみにお待ちくださいね!