「何に見える？」あなたは“決めつけやすい人か”がわかる心理テスト

一度こうだなと思ったら、なかなか考えを変えられない人っていますよね。例えばA型は真面目、O型は大雑把、といった感じで決めつけで相手を見てしまうと、実際の相手の姿が見えなくなってしまいがちです。あなたはそんな“決めつけ”をしやすい人でしょうか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.飛行機

2.手裏剣

3.風車

4.プラス記号

図形が飛行機に見えた人は、決めつけない人かもしれません。この人はこういう人という決めつけた見方はあまりせずフラットな目で相手を見ることができるのではないでしょうか。そのため、本来の相手の姿が見えやすいかもしれません。

このタイプの人は、柔軟であまり固い考え方をしない人でしょう。また百聞は一見にしかずの考えが身についているため、他人から聞いたことより自分で見たものを信じようとするところがありそうです。だからこそ決めつけてかかるようなことはあまりしないのでしょう。

周りが「あの人は偏屈だから」などネガティブな前情報を与えていても、偏屈だと決めつけて見ないため、相手もあなたには心を開きやすくなり、別の側面が見えてきやすいかもしれません。他人の色々な面を見出しやすい人と言えるでしょう。

図形が手裏剣に見えた人は、やや決めつけやすい人かもしれません。こうだと思うと、割と考えを変えるのに手間取るところがあるのではないでしょうか。自分が決めつけていたのとは別の側面が見えると、戸惑ってしまいがちでしょう。

このタイプの人は、まっすぐで他人の言うことに影響を受けやすいところがありそうです。誰かが言った言葉をちゃんと聞いているせいで、無意識に印象に刷り込まれてしまいやすいのでしょう。それが「こういう人に違いない」という決めつけになっていそうです。

ただ、あなたの場合、違う側面を見つけたときに見て見ぬ振りをするということはしないのではないでしょうか。戸惑ってしまいますが、時間をかけて決めつけを修正することも出来るでしょう。そういう柔らかさは持ち合わせていそうです。

図形が風車に見えた人は、あまり決めつけない人かもしれません。あまり物事を決めつけてかかるようなことはしないでしょう。ある程度の幅を持たせて参考程度に頭の片隅に置いておくくらいではないでしょうか。

このタイプの人は、視野が広く色々な可能性を考えることができる人でしょう。常に物事を多面的に捉えているため、一つの情報だけを信じて決めつけてしまうということはなさそうです。そういう面もあるけど、違う面もあると思って見ることが出来るのでしょう。

ただし、間違った情報をもらった時も、そういう側面もあるという目で見てしまうため、見方が少し歪んでしまうことはあるかもしれません。決めつけだけで見ることはなくても、決めつけによって本来の姿から少しずれて見えてしまう場合はありそうです。

図形がプラス記号に見えた人は、決めつけやすい人かもしれません。これはこうとラベルを貼るかのように決めつけをしてしまっているのではないでしょうか。この人は明るい人、この人は怒りっぽい人など一面だけで捉えてしまっていることが多そうです。

このタイプの人は、単純であまり物事を深くは考えないところがあるでしょう。見ているようで周りのこともあまり見ていないかもしれません。得体の知れないものに不安を感じやすいため、少しわかったら、その時点でラベルを貼って安心感を得ようとするのでしょう。

前情報をもらって人に会うと、そういう目でしか見られなくなってしまいがちです。だから、嫌いと思っている人の中にも、あなたと仲良くなれる人がたくさん潜んでいるかもしれません。決めつけやすいということを自覚すれば、少し見方が変わってくる可能性があるのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース