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ハッピーに働くために「予祝」を!1カ月後のできることを想像してみよう

  • 2022.1.18
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出典:シティリビングWeb

正月気分もすっかり消えて、忙しい日常業務が通常運行している頃でしょうか?みなさんは今年の目標は立てられましたか?

都会に暮らしていると、いわゆる“季節感”が失われがちです。自宅と職場の往復ですら昨今のリモートワークの浸透によって機会が減り、移動の機会も随分減ってきたように感じているのは筆者だけでしょうか?

時代の変化は季節の変化のように目まぐるしくは起こっていませんが、あらゆる分野・業界で価値観が多様化してきています。日本経済界も同様に、栄枯盛衰、新陳代謝が激しく様々な事業統合・変動が起こっています。

今日と同じ明日は無いように、去年と同じ今年もありません。一年の計は元旦にありと言われた中国由来の日本の伝統も、故郷に集う機会が激減した今、実際に意識している人は多くないように感じています。

農業国から工業国、そして観光立国を目指した日本も、今や主だった産業が空洞化し、人口減少社会において、新しい日本社会のグランドデザインの再考が必要とも言われています。地方都市の復権や、定常経済化など、あちこちから希望の兆しが垣間見えてはいますが、まだまだ厳しい経済状況も続いています。

私たち働く女性にとってみても、働きにくさの解消が遅々として進まないといいますが、コロナ禍で加速したといいましょうか、少しずつではありますが改善の兆しは見えてきています。希望の光はいつだって小さなともし火です。しかし、決して消えない炭火のようにほんのりじわじわと心を温めてくれるような小さなハッピーが、点在している感覚でもあります。

イメージしておくことが、最高のパフォーマンスを引き寄せてくれる近道

予祝(よしゅく)という言葉をご存じですか?予祝とは、あらかじめ起こる幸せな未来の姿を先にお祝いしてしまうこと。眉唾と思われがちですが、もともと高い自己効力感を持っている女性なら、「できる」「達成可能」ということをあらかじめイメージしておくことが、最高のパフォーマンスを引き寄せてくれる近道になります。

一方で、楽観的になり切れない人や、10年後こうなりたいというような遠い未来についての予祝をする人は、効果が表れないどころか、行動や努力のパフォーマンスが下がってしまいます。

予祝は心理的エビデンスある観点から見つめなおすと、「小さい目標を具体的に祝う」ことが最良の結果をもたらしてくれることが分かっています。具体的には、外交的で予祝パーティーで飲んではじけてやったぜ!というノリではなく、内向的に自分自身と向き合い、確実な小さな成功体験を積み上げていくための前祝が良いとされているのです。

一年の初めである一月の今、1年間の目標を立てられなかった人こそ、1か月後の未来のために予祝してみませんか?先が見えない時代ですが、目の前の仕事、自分自身の内面としっかり向き合って小さなハッピーのために前もってお祝いしてみてください。一年の計は元旦にはありません。オフィスは雑然としていたとしても、雪が積もる真っ白な雪化粧の景色を想像しつつ、純真でキレイな心でハッピーに働ける自分となりますようにと、この記事を読みながら一緒に予祝しちゃいましょう!

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