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ベッドシーツはどれくらいの頻度で洗うべき?

  • 2022.1.17
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雪のように真っ白であっても、そのシーツが清潔だとは限らない。目に見えない汚れを落とすため、ベストな洗濯のタイミングはいつなのだろう? 衛生学が専門の医師が適切な頻度を教えてくれた。

シーツが微生物の巣窟になっているかも? photo : Getty Images

ベッドは寝るのはもちろん、本を読んだり、抱き合ったり、たまに仕事もする場所でもある。ベッドはパーソナルな場所なのに、実はシーツの上にいるのは私たちだけではない。お昼寝や夜眠る時、運動をした後など、何百万もの微生物がそこに加わり繁殖する。ベッドの衛生を保ちつつ、二酸化炭素の排出量を爆上げさせないためには、一体どうしたらいいのだろう。

アレルギーを起こしうる環境

肌の角質、唾液や汗の残留物自体は皮膚に“無害”とは言え、最低でも2週間に1回は洗うことを感染病と衛生の専門医ステファン・ギャイエは勧める。クモ形類の小さな寄生虫であるダニを退治するためだ。「どんなに念入りに掃除された家でも、ダニはいます。これは自然なことなのです。人が残した汚れを食べて繁殖しているのです」

十分に洗濯しないとシーツやカバーはダニの温床となり、人によっては強いアレルギー反応を起こすこともある。「くしゃみが止まらない、目がかゆい、息がしづらい…反応しやすい人にとって、ダニは睡眠の敵となり、日中に疲れが出るようになってしまいます」

衛生学の専門医はシーツの素材にも気を付けるよう提案する。「コットン、リネン、麻、ウール…植物繊維や自然素材のものはダニをより引き寄せてしまいます」とステファン・ギャイエは説明する。「ポリエステルやナイロンなどの合成繊維の方がダニを寄せ着けません」。環境への配慮という視点は少し薄らいでしまうが…

洗い過ぎにも注意

しかし、洗い過ぎは逆効果になることもあるとギャイエは忠告する。ダニを追放したいとしても、2日おきにシーツを取り換える必要はないそうだ。バクテリアは約30分毎に増殖するが、ダニはそこまで早く増えない。「ダニは雄と雌が接触した後に卵を産みます。問題になるくらいの数に増えるまでには数日かかるのです」

洗濯のし過ぎはかえって別の問題を引き起こす可能性がある。「頻繁に洗濯すると、洗剤に入っている化学成分によって肌荒れを起こすこともあります。すすいでも完全には落とし切れていないのです」と専門家は指摘する。

60℃で洗濯

洗濯の際、気をつける必要があるのは水の温度だと感染病専門医は言う。「60℃は加熱消毒できる最低のラインです。それ以下では微生物は死にません」

洗濯が終わったら、あまり長時間洗濯機に入れたままにせず、乾燥器でも自然乾燥でもいいのでなるべく早く乾かすことが大事だとギャイエは指摘する。湿気でカビや菌などを増殖させないためだ。

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