1. トップ
  2. ファッション
  3. 厳選!メンズショップ14 vol.5|HARAJUKU CASSIDY

厳選!メンズショップ14 vol.5|HARAJUKU CASSIDY

  • 2022.1.17

並ぶのは、背景やディテールを熱く語りたくなる洋服ばかり。店主との会話はいつでも刺激に満ちている。プレッピー、ミリタリー、ワーク、アウトドア…、掲載した商品はすべて『GINZA』読者におすすめです。

HARAJUKU CASSIDY

プレッピーのすべてが詰まっている

シティボーイ御用達のショップとして、真っ先に挙がるのが「原宿キャシディ」だ。

ボタンダウンシャツにファティーグパンツがとにかく似合う店長の八木沢博幸さんは、原宿の“生き字引き”的な存在と言える。70年代末に入社して以来、この街を通り過ぎる若者たちにプレッピーの何たるかを説いてきた。

「実は、トラディショナルなメンズウェアは女性の方が似合うと常々思っていまして。ネイビーブレザーにネクタイやチノパンは男性以上に輝いて見えるんです。映画『アニー・ホール』のダイアン・キートンのように颯爽と着てほしいですね」

メイド・イン・スコットランドを守り続ける〈ジョン スコット〉のタータンチェックタイ 各¥7,480。

米軍や民間の軍事会社に納入する〈プロッパー〉のカーゴパンツ ¥10,890。新品の下段には、八木沢さんがはき込んだ私物を着用サンプルとして置いている。「経年変化したらどうなるか。お客さんに知ってもらいたいんですよ」

アメリカ6大学の学生も愛用する〈アイビースポーツ〉のスウェット ¥14,080。身幅たっぷり&着丈短めの王道ボックスフィットは、Sサイズでも十分大きい。エマ・ワトソンも在学したNYロードアイランド州の名門、ブラウン大学というのも渋い。

八木沢さんが監修するオリジナル〈キャシディ アスレチック〉のコーチジャケット ¥7,590。秋らしいバーガンディカラーは、白いモックネックに合わせたい。

丈もはき心地も申し分のないオリジナル4Pソックス 各¥1,320。白とグレーの両方欲しい!

GINZA2021年10月号掲載

元記事で読む
の記事をもっとみる