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妻が●●だと夫の年収が低い!? 「世帯年収の低い夫婦」に見られる意外な特徴とは?

  • 2015.8.17
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これもやはり“内助の功”なのでしょうか、ある調査で「妻が“味オンチ”だと夫の年収が低く、逆に味覚美人だと夫の年収が高い」という傾向が判明しており、“味覚障害”はカラダに害を及ぼすだけでなく、“世帯年収”にも影響を及ぼし得るかもしれないということが分かってきました。

子どもについても全体の3割余りが“甘み”“苦み”“酸味”“塩味”といった基本の味覚について、いずれかを認識できないことが明らかになる(東京医科歯科大学の研究グループ調べ)など、“味覚障害”人口が着実に増えているとされている昨今。

今回は、食育インストラクターとしても活動する筆者が“妻の味覚と夫の年収”に関するデータと絡めながら、味覚障害に陥る身近な原因4つと対策法についてご紹介します。

 

■妻が味覚オンチだと夫が出世しない!?

高橋酒造株式会社がオリジナルで調査を行った『味わい力テスト』。この味わい力テストとは食への“意識・味覚感度・表現力・知識・経験”をスコア化し総合的に判定するもの。

この調査は福岡在住の30代~40代の主婦111名を対象に行われその結果すべての項目をクリアした主婦はわずか34%(33名)しかいなかったとのこと。

また、このテストの上位20名と下位20名の夫の年収を比較したところスコアの高い妻の夫と低い妻の夫では年収に約130万円の差があることが判明したのです!

妻の食に対する高い意識や知識が夫の年収を高くするのか、年収の高い男性が食に対する意識や知識が高い女性を選ぶのかは不明なところですが、婚活中の大人女子は食への関心と経験を高めて損はなさそうですね。

 

■アナタは大丈夫?「味覚障害」が起こる原因4つ

味覚障害の症状は「何を食べても味がわからない」というもので、「料理の味が濃すぎると言われた」といったエピソードが続いて自覚することも多いようです。味覚障害は知らず知らずのうちに症状が進行し、気がついた時にはかなり症状が進んでいるということも少なくありません。その原因として挙げられるのが下記の4つになります。

(1)亜鉛不足

味オンチの50%以上が亜鉛不足が原因と言われています。味を感じるのは舌の表面にある味蕾(みらい)いう感覚器官ですが、味蕾(みらい)は短いスパンで生まれ変わっていてたくさんの亜鉛を必要としています。そのため亜鉛が不足すると味蕾が生まれ変われなくなり味覚障害を引き起こしてしまうのです。

(2)アルコールの過剰摂取

アルコールを分解するときにアルコール脱水素酵素という酵素が働きますが、この酵素は亜鉛がないと働きません。そのため亜鉛の摂取量に対してアルコールの摂取が過剰になると、亜鉛不足に陥るのです。

(3)厚く積もった舌苔(ぜったい)

舌の表面にある白いものが舌苔(ぜったい)。舌苔は、細菌や、口の中からはがれ落ちた粘膜細胞、食べ物のかすなどから構成されていて、舌表面が舌苔で厚く覆われてしまうと味刺激が味蕾細胞に届かず、味を感じにくくなることがあります。

(4)ドライマウス

食べ物を口に入れて、味を感じるためには唾液が味の成分を溶かし味蕾(みらい)に運ばなくてはなりません。口呼吸やストレスで唾液の分泌が減少すると、十分に味の成分が溶かしだされなくなるので味覚が鈍くなることがあります。

 

■意外なコトも関係している!? 「味覚美人」になるコツ3つ

(1)旬の食材を選び調味料を減らす

現代は年中食べたいものが食べられるという恵まれた状態。旬を外れた食べ物は水分だけ多く、ビタミン・ミネラル・糖度やうまみ成分が少ないため調味料であれこれと味をつけてしまいがち。旬の食材はしっかりとした味を持っているので、出来るだけ旬の食材を意識するといいでしょう。

(2)よく噛む

唾液が食べ物の味の成分を溶かしだして味蕾(みらい)に味を届けるので、しっかり噛んで口内で唾液と食べ物を十分に混ぜ合わせると、素材そのものの味も楽しめるようになります。

(3)こまめに姿勢のチェックをする

一見、味覚と関係がなさそうな“姿勢”。しかし肩が前に出たり猫背になったりすると自然と顎が前に突き出て、無意識のうちに口がポカンと開いて口呼吸になってしまい、ドライマウスの原因にもなり兼ねます。

美しい姿勢は理想的なスタイルの維持だけでなく、味覚美人の基本でもあるといえるでしょう。

 

人は1日3食を365日、一生涯食べ続けます。今回の例はちょっと極端な話ではありましたが、美味しい食事をパートナーと一緒に楽しむことで、二人の健康状態、ひいては未来が少なからず変わるでしょう。味覚美人になる努力こそ、人生の勝者への第一歩かも!?

【著者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

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