1. トップ
  2. ファッション
  3. エディ・レッドメイン、ケイトリン・ジェンナーを絶賛。

エディ・レッドメイン、ケイトリン・ジェンナーを絶賛。

  • 2015.8.17
  • 57886 views

エディ・レッドメイン。Photo: Bangshowbiz

エディ・レッドメインが元オリンピック選手のブルース・ジェンナーが女性化したことを「公民権活動」のようだと絶賛した。新作『ザ・デイニッシュ・ガール』でトランスジェンダーのリリー・エルベ役を演じる予定になっているエディは、ブルースの女性化した姿であるケイトリンが苦難を明かした勇気を称賛している。「彼女の勇気にはとにかく敬意を表すよ。彼女の場合はとても特殊なストーリーだし、典型的な例ではないだろうけど。でも彼女が経験したことや実行したやり方はすごいことだと思うよ。ある種の公民権活動さ」。

役作りに向けてトランスジェンダーのコミュニティーの中で3年間に渡って学んだというエディは、そのことで自身の価値観が変わったと明かしており、性別というものが流動的なものだと気づいたと『アウト』誌最新号で語っている。「役作りを始めた時の自分の最大の無知は、性別と性的指向が関連性のあるものだと思っていたことなんだ。それこそ僕が世界に訴えたい要点の1つだね。ゲイでもストレートでも、男性化しても女性化しても、この2つというのは常に並んでいるわけではないんだ」。

『博士と彼女のセオリー』でスティーヴン・ホーキングを演じてアカデミー賞も受賞しているエディは自分に個人の経験を語ってくれる人に対して責任感を感じると続けた。「人は自分の経験を教えてくれることにとても親切で寛大で、それでいてすごくオープンなんだ。男性化や女性化した僕が会った全ての人たちは『なんでも聞いて』って口をそろえて言ってくれるんだよ。みんなシスジェンダーの人たちが学ぶ必要があると分かっているんだ。だからこの女性を演じるという類まれなチャンスをもらったけど、それには自分だけでなく、見る人たちにも知識を与える責任がついてくると感じるんだ。本当に繊細で複雑なことだよね」。

参照元:VOGUE JAPAN

の記事をもっとみる