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やだ~お疲れ顔になってる!「目の下のクマ」タイプ別チェック方法とレスキューフード5つ

  • 2015.8.16
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まだまだ紫外線が強い時期。大人女子なら頭から足の先までしっかり紫外線対策をしていることでしょう。

でも、「皮膚が薄くてデリケートだから」と日焼け止めを塗る事を戸惑ってしまう箇所が“目の周り”。

目の周りは紫外線対策への勘違いから始まり、ケアのつもりでしているマッサージやメイク落としなど、勘違いケアがとにかく横行しやすく、それが原因となってうっかり“クマ”が出来てしまうことが。また、食事の不効率からみるみる顕在化してくるクマもあります。

つまり、クマは大人女子にとってアウターケア・インナーケアの勘違いがないかどうかのバロメーターと言えるかも。

そこで今回は予防医療のスペシャリストである筆者が、、クマの“タイプ別原因”と知ってると得をする“クマ対策の食材”についてお伝えします。

 

■クマができる原因とタイプ別チェック方法

●紫外線や間違ったスキンケアで出来る「茶クマ」

目の下、もしくは瞼も含めた目の周辺が全体的に茶色っぽく変色するのが“茶クマ”です。主な原因は色素沈着で紫外線を受けたダメージ、メイク落としやマッサージの摩擦による刺激が“色素沈着”を引き起こすとされています。

目の周りは皮膚が薄くデリケートなため、日焼け止めが塗れないときはUV対応のサングラスを使用したり、ケアのマッサージは優しく力を入れ過ぎないようにしましょう。

●加齢が原因!? 涙袋の「黒クマ」

加齢とともに涙袋の下の部分が引っ込み、涙袋の影がクッキリ映ってしまうのが“黒クマ”です。目の下の小じわやタルミに注意が必要。

●目を酷使する人は要注意な「青クマ」

目の周りにはびっしりと毛細血管が張り巡らされています。PC作業が多く目を酷使する人や貧血や冷え症の人は毛細血管の静脈の血流が悪くなり、目の周りのごく薄い皮膚から静脈が透けて見えるため“青クマ”と呼ばれるクマができます。

寝不足やストレスでもこの状態になりやすいので、十分な睡眠とストレスケアはクマの対策にも重要ポイントと言えるでしょう。

 

■美容の敵!クマを防ぐ食材5つ

(1)ビタミンEが含まれるアーモンドやクルミ

血行不良が大きく影響しているクマには効果的。オリーブオイル、アーモンド・クルミなどのナッツ類にはビタミンEが多く含まれ、血行促進効果を期待できます。

(2)ビタミンA(βカロテン)緑黄色野菜

ビタミンAは“目のビタミン”言われるほど。レバーやウナギなどに多く含まれていますが、動物性のビタミンA(レチノール)はビタミン過剰症の心配もあるので、体内で必要に応じてビタミンAに変化してくれるβカロテンを多く含む緑黄色野菜をしっかり摂りましょう。

とかく日本人はキャベツやレタスと言った淡色野菜に対して緑黄色野菜の摂取不足が指摘されています。

(3)ビタミンCが豊富なパプリカ

抗酸化作用、色素沈着予防、抗ストレス作用とビタミンCには嬉しい効果が盛りだくさん! ただし水に溶けやすい水溶性ビタミンのため、摂取後は体内で2~5時間程度しか働いてくれないので、こまめに摂ることがポイント。

今なら旬のパプリカやゴーヤ、トマトがオススメ。特に赤いパプリカは野菜類の中でもトップクラスのビタミンCを含んでいます。しかし、加熱に弱いのでサラダで食べましょう。

(4)鉄分豊富な黒豆

鉄分は赤血球の中でも酸素を各細胞に届けてくれるヘモグロビンの原料となります。

ヨーグルトに黒豆を入れる、牛肉を食べるなら赤身をチョイスするなどして日常的に摂れるといいですね。そして鉄分は、ビタミンCと同時に摂ると吸収が良くなる特徴があります。

一方で緑茶などに含まれるカテキンとの同時摂取は吸収率が悪くなってしまうので、緑茶を飲むなら食後20分ほど開けてから飲むといいでしょう。

(5)お肉などのタンパク質

目の周辺の筋肉が痩せてしまうのもクマの大きな原因。タンパク質を含む肉類、魚介類、卵、大豆や大豆製品などを毎食必ず摂るのも大切なこと。

ダイエット中でサラダだけの食事では決してきれいに痩せる事は出来ません。

 

“クマがちょっと気になってきた”という時点で食事に気を付ける必要があるサイン。食事を見直すほか、眼球を上下左右に大きく動かす運動で目の周りの筋トレ、疲れ目対策もしっかりしたいものですね。

【著者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

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