俳優ソン・ジュンギを困らせた“円形脱毛症デマ”の実態とは？関係者「誤解だ…」と明かす

俳優ソン・ジュンギの“円形脱毛症疑惑”は一体どうなったのか。

出演ドラマが最高視聴率38.8％を記録し、結婚、離婚といった“酸いも甘いも”経験した、韓流ドラマブームの火付け役ソン・ジュンギ。そんな彼に、円形脱毛があるという噂が浮上した。

2008年に映画『霜花店 運命、その愛』でデビューしたソン・ジュンギだが、本格的に名前と顔が知れ渡ったのは2010年に放送されたドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』だった。さらに、2011年の『根の深い木 ―世宗大王の誓い―』で一躍脚光を浴びることとなった。

また、軍入隊前に出演したドラマ『優しい男』や『オオカミ少年』を見事に大ヒットさせ、除隊後初の作品として選んだ『太陽の末裔』は最高視聴率38.8％を記録し、全世界で“ソン・ジュンギ・シンドローム”を巻き起こした。

『太陽の末裔』ではKBS「演技大賞」を受賞し、共演したソン・ヘギョとは「アジア最高カップル賞」「ベストカップル賞」を受賞。その後、恋人へと発展して結婚し、世界中のファンを驚かせた。

だが、幸せな結婚生活は長くは続かなかった。それだけでなく、ソン・ジュンギがソン・ヘギョと離婚して間もないうちに、「離婚の気疲れからか、ソン・ジュンギは円形脱毛症」という噂が回ったのだ。

その後、過去に撮った写真がSNSやオンラインコミュニティに広まり、ソン・ジュンギはあたかも離婚が理由で円形脱毛症になったということが、事実のように広まっていったのである。

しかし、これは事実ではなかった。

円形脱毛症と噂される原因となった写真が出回ったあと、写真をキャプチャーする前の動画がアップロードされた。そこには、ソン・ジュンギが後ろを振り返ったときに頭上で光が反射し、円形脱毛部があるように錯覚しかねないという証拠を捉えていた。

悪意のあるキャプチャー写真で円形脱毛症というデマに苦しめられた関係者も、「光の当たり具合で生じた誤解だ」と伝えている。

以後、公式の場に現れたソン・ジュンギの姿を見ると、単なるデマであったことが分かる。彼は洗練されたダンディーな魅力が漂うスーツ姿で、依然として明るい笑顔と可愛らしいえくぼ、そして脱毛知らずの豊かな毛量を誇る頭部を見せている。