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MOUR オーナー、MALION VINTAGE デザイナー・石田栄莉子「アポイントメント制で叶える特別な体験」|私たちのショップ哲学 vol.3

  • 2022.1.13
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ひとりひとりに似合う服と着こなしがある。そんなことを気づかせてくれるのが実店舗でのお買いもの。コミュニケーションが生まれる店づくりについてショップディレクター&バイヤーのみなさんにお話を聞きました。

石田栄莉子
MOUR オーナー
MALION VINTAGE デザイナー

アポイントメント制で叶える特別な体験

「捨てられてしまうデニムの端切れを手にした時、アタリの可愛さにグッときて、端切れのパッチワークでコルセットベルトを作ったのが〈MALION VINTAGE〉の始まり。“古き良きものに新しい息吹を”をというテーマで、古着をアップサイクルしたコレクションを制作しています。隠れ家のような理想的物件に出合い、アポイントメント制の直営店MOURをオープンしたのが2019年。私自身、ほとんどオンラインで買いものをしないんです。古着屋さんで店員さんの着こなしがカッコいいと、その服が欲しくなりますよね。そんな体験はリアルな接客があるからこそ叶うこと。私たちも商品が完成した時、この色合いはこの方に似合いそう!と、顧客様ひとりひとりの顔を思い浮かべます。そして、自分たちが体現する装いでお客様にイメージを伝えたい。服を作るし、販売もする、クリエイションをダイレクトに伝え、一緒にファッションを楽しめることが強みなんです」

チャーミングバスターズとは?

90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。

GINZA2021年10月号掲載

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