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最先端スイーツより懐かしの甘味 レトロ派にささげる、都内の名店カフェ巡り

  • 2022.1.12
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喫茶店やカフェとひと口に言っても、各店の趣はさまざま。最先端のトレンドを追うお店も良いけれど、どこか懐かしい気分に浸れるレトロなお店も魅力的。東京都内にある「レトロなカフェ」を厳選して紹介します。

最先端カフェとは違った魅力

「はやりのおしゃれカフェは、ちょっと狙い過ぎな感じがする」「最先端のスイーツもいいけど、ほっと落ち着ける甘味を味わいたい」――

どこか懐かしいレトロカフェのイメージ(画像:写真AC)

そんなときには「レトロカフェ」へ行きましょう。郷愁をくすぐるレトロカフェには、懐かしくもかわいらしいクリームソーダやボリュームたっぷりのホットケーキなど魅力的なメニューがたくさんあります。

おいしいコーヒーに大盛りデザート、座り心地のよいふかふかソファはレトロカフェならでは。「レトロ風カフェ」から「純喫茶」まで、東京都内のおすすめ店舗を紹介します。

1. 目黒区「drip」

「純喫茶は入ったことがなくて敷居が高い」と感じる人は、2021年4月にオープンしたてのモダンレトロカフェ「drip」(目黒区東山)にまず入ってみてください。

東急田園都市線の池尻大橋駅からすぐ。レトロカフェ特有の落ち着きがありつつ、モダンな内装が心地よいカフェです。

dripのインスタ映えメニューは「自家製 喫茶店プリン」。生クリームとチェリーがのったプリンを、ぜひ写真におさめてください。

電源とWi-Fi完備で、パソコンを持ち込めるのもテレワーク従事者にはありがたいポイントです。

2. 浅草「浅草大正ロマン館 カフェ」

インスタ映えする自撮り写真を求めるなら、タイムスリップしたような写真を撮ることができる「浅草大正ロマン館 カフェ」(台東区浅草)がぴったり。

どこか懐かしいレトロカフェのイメージ(画像:写真AC)

レースがかわいい大正時代風のレトロモダンな着物がレンタルできるので、カフェで「ハイカラクリームソーダ」(税込み600円)を買って浅草の街に出かけましょう。気分はまるで大正時代です。

浅草を背景に、名物のボリュームたっぷりの「浅草プリン ア・ラ・モードクレープ」(950円)にかぶりつきましょう。

3. 錦糸町「ニット」

メディアでもよく取り上げられる錦糸町駅近くの純喫茶「ニット」(墨田区江東橋)。

昨今のパンケーキブームの先駆けとも呼べそうな厚焼き2段重ねのホットケーキは、焼くのになんと20分以上もかかります。大きなバニラアイスがのったクリームソーダを飲みながら、ゆっくり気長に待ちましょう。

ナポリタンにオムライス、コーヒーゼリーや特製プリンア・ラ・モードなど、純喫茶の定番メニューを心おきなく楽しむことができます。

4. 調布「コーヒーハウスTOM」

40年以上前から代々木で愛されていた「コーヒーハウスTOM」。2021年9月から調布市深大寺東に移転しました。

外観はがらっと変わって白い壁になりましたが、レトロな魅力は受け継がれています。

どこか懐かしいレトロカフェのイメージ(画像:写真AC)

「ちょっと変わった写真を撮りたい」という人は、ミルク味のババロアを頼んでみましょう。アンティーク感のあるお皿にのせられて、つるつるぴかぴかのババロアが運ばれてきます。

実は、コーヒーハウスTOMの看板メニューはカフェオレ味の「ジジロア」です。売り切れることも多い人気メニューなので、ぜひ早めの時間にオーダーしてみてください。

番外編 「プリンに恋して」

さて、コロナ禍での外出はまだまだ不安という人に。昭和レトロをおうちで味わうなら、Esola池袋(豊島区西池袋)内の「プリンに恋して」でテイクアウトはいかがでしょうか。

カスタードたっぷりの純喫茶風プリンがかわいくアレンジされており、ホリデーシーズン限定の「いちごレトロプリン」(650円)やメロンソーダと2層の「メロンソーダプリン」(500円)はインスタ映え抜群です。

「特大レトロプリン」(1000円)で、ぜいたくに楽しむのもおすすめです!

なじみのチェーン店もいいけれど

世界中で愛されるスターバックスもいいですが、東京の、その1か所でしか楽しめないレトロカフェも魅力が満載。個性と雰囲気、味わいにあふれたレトロカフェは、インスタ映えも抜群です。

どこか懐かしいレトロカフェのイメージ(画像:写真AC)

本稿で紹介したお店はどこも温かく迎えてくれるので、ぜひ出かけてみてください。

山本久留美(アウトドア&お出かけライター)

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