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読めそうで読めない…?!【粋倒し】ヒント:おだてる事です。

  • 2022.1.9

簡単そうに見える漢字「粋倒し」ですが、読める方は少ないのではないでしょうか……。 そのまま読んでも正しく読むことは難しいです。 なんと読むのか、推理しながら見ていきましょう。

(1)「粋倒し」の読み方

思わず「いきだおし」「すいだおし」と読んでしまいそうな「粋倒し」。 もちろん、知っている読み方で読んでも正解ではありません。 この漢字は、「すいごかし」と読みます。 「粋」の部分は読めても、まさか「倒し」を「ごかし」と読むとは思わなかったでしょう。 ここが読めるか読めないかで大きくわかれるポイント。 ちなみに、粋倒し以外に「師倒し」とも書きます。 (『広辞苑』より)

(2)「粋倒し」はおだてること

あまり聞き慣れない「粋倒し」ですが、どのような意味があるのでしょうか。 粋倒しとは、相手を粋人としておだてあげて、利を得るという意味です。 ただおだてるのではなく、粋な人として扱い、おだてている点が大きいでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「粋倒し」の「倒し」とは?

「粋倒し」の「倒し」を「ごかし」と読みますが、なぜ「ごかし」なのでしょうか。 ごかしとは、こかしが転じた言葉です。 体言や動詞の連用形に付いて、そのようなふりをして相手をだまし、自分の利益をはかるという意味になります。 「粋倒し」は粋人として相手をごかし、利を得ていることから「粋倒し」となったのでしょう。 (『広辞苑』より)

(4)「粋倒し」以外に「○○倒し」という言葉はある

最後に、倒しという言葉が入った言葉をご紹介します。 その言葉が、お為倒し、親切倒しです。 意味も合わせて見ておきましょう。 お為倒しとは、表面は相手のためになるように見せかけて、じつは自分の利益をはかること。 親切倒しとは、裏で自分の利益をはかりなどしながら、いかにも親切そうに振るまうこと。 どの言葉も利益を得るため、表の顔はいい人ぶっていることがわかりますね。 (『広辞苑』より) 相手を粋人のように扱いおだて、裏では自分の利益を得ることしか考えていない「粋倒し」。 計算高くおこなっていることがほとんどです。 そのため、「この人にはよくおだてられているな〜」と感じたら、注意しながら探ってみてくださいね。 (恋愛jp編集部)

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