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本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」

  • 2022.1.8

サイフォンで淹れる香りのいいコーヒーやシンプルな焼き菓子で親しまれ続ける「喫茶 吉野」。オープン以来の約40年間、東慶寺のすぐ横にある静かな喫茶店として変わることなくゆったりとした時間が流れ、窓からは緑の多い北鎌倉らしい四季の風情が楽しめます。東慶寺に参拝したあとに立ち寄ってはいかがでしょうか。

本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
緑にかこまれた大きな瓦屋根の一軒家
本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
北鎌倉駅から徒歩約4分

東慶寺の山門へと続く階段の手前を左に入ったすぐ先にある大きな瓦屋根の一軒家カフェです。北鎌倉周辺の建物をいくつも手掛けた地元の建築家の設計によるもので、黒い瓦屋根にレンガの外壁といった雰囲気のある和洋折衷の建物はこの界隈の街並みにしっくり馴染み、手入れの行き届いた正面の植え込みなど緑豊かな北鎌倉らしさが漂います。

心地のいい静けさの中にほんのりと灯る明かり
本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
反対側の窓からは斜めの陽が差し込む

入るとすぐにシャンデリアとスタンドライトライトが優しい灯りを放つ昭和の時代の喫茶店を彷彿とさせるレトロなソファ席が広がります。太い梁のあるどっしりとしたつくりは安心感があり、ほの暗い店内から窓の外の緑をたたえた明るい庭を見渡すと意外なほどリラックスできますよ。

本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
春の梅からはじまり四季それぞれの花が咲く庭は初夏のアジサイも見事

奥へと進むと壁全体がぐるりとガラス張りになった明るいサンルームのようになっています。こちらの床は外壁と同じオシャレなレンガ敷きで、ガラスの向こうの竹垣と多様な植物が生い茂る風景を見ていると、まるで森林浴でもしているかの様な気分になります。

人々を惹きつける約40年間変わらないスタイル
本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
サイフォンで淹れるコーヒーをフィンランドのアラビア社のカップ&ソーサーで提供するのもこだわり続けるポイント

サイフォンで淹れる香りのいいコーヒーは、「ブレンド」(600円)をはじめ「カフェ・オ・レ」(650円)や「ウィンナ」(670円)、「今月のスペシャリティ」(820円)など40年間変わらないメニューをラインナップしています。ポットに入った紅茶も「レモンティー」(750円)にはダージリン、「ミルクティー」(720円)にはアッサムと茶葉を使い分けお湯のお替りはもちろんのこと茶葉を少し足してくれるなど嬉しい配慮も。
こうしたドリンクはオリジナルの焼き菓子と一緒にいただくのがおすすめです。ブランデーをほんのり効かせたパウンドケーキやラム酒の香るフルーツケーキなど、シンプルでいて飽きのこない焼き菓子が歴史を感じるカフェにはよくあいます。

変わらない味を守り続けるスパイス香るフルーツケーキ
本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
「フルーツケーキ」(450円)

とくに人気のフルーツケーキには干しブドウやオレンジピールなどいくつもの種類のフルーツスパイスを効かせ、シンプルながらもクセになるおいしさ。お好みでホイップクリームもつけてくれます。この焼き菓子をお目当てに毎年アジサイや紅葉の時期になると訪れるリピーターさんも多いのだとか。テイクアウト(1800円)にも応じてくれるので北鎌倉のお土産にしても喜ばれますよ。

静かにゆったり過ごすとっておきのカフェ
本当はヒミツにしておきたい♪北鎌倉にたたずむ隠れ家のようなカフェ「喫茶 吉野」
「クッキー」(450円)

季節の花が所々に置かれまるで隠れ家のような「喫茶吉野」。自宅にいるかのようにゆったりとくつろいで、本来の鎌倉らしい静かな時間を過ごしてくださいね。

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