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南仏らしさが薫る、アーティストのパリジェンヌの部屋。

  • 2022.1.8
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パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、アーティストとして活躍するマルゴー・ドゥルームが登場。今回は、センスのよさがにじみ出る、フィアンセと暮らすアパルトマンを紹介。

マルゴーがフィアンセと一緒に暮しているアパルトマンは、数年前からおしゃれなカフェやおいしいレストランが続々とオープンして人気のパリ9区に位置する。白い壁でペイントされた室内は、グレーのソファやウッドのチェストなどの家具で落ち着いた雰囲気。そこに自作の絵やさまざまなオブジェを飾って、アーティスティックで温かなムードを添えているのが特徴だ。南仏出身の彫刻家、ヴァランティーヌ・シュレーゲルはマルゴーが尊敬する作家のひとり。彼女の作る美しい造形が好きで、毎日のように写真集を眺めてはインテリアのインスピレーションを得ているそう。「アートがある暮らしは心にビジューを持つような感覚。豊かな気持ちになれることがいちばんなの」

部屋のあちらこちらに、アートをちりばめて。

オランダのデザインメーカーのソファには、モロッコのヴィンテージ布で作ったカラフルなクッションがアクセントに。イタリア製の照明とドライフラワーを置いたサイドテーブルはブロカントでなんと2ユーロだったそう。

人気のインテリアショップAMPM(アーエムペーエム)で購入したチェストの上に並ぶアートの数々。自作の花器や、1980年代の燭台、珊瑚やアンティークのうつわ、アボカドの葉などでリズミカルに。

本棚にはヴァランティーヌ・シュレーゲルの作品集をはじめ、お気に入りの写真集。その横には50年代の花器、上の段には両親からプレゼントされた黒いうつわ、下の段にはカナリア諸島のランサローテ島の焼き物などをディスプレイ。

●登場したショップAMPMwww.laredoute.fr/pplp/cat-85201.aspx

Margaux DEREUMEパリ生まれ。2歳の時に父の故郷である南仏のサントロペ近郊へ家族で引っ越し、22歳まで過ごす。エクサンプロヴァンスの芸術大学ESAaixで美術史を専攻。その後ファッションスクールLISAAでデザインとパターンを学んだ。アート製作とファッションデザインを両立し、ジャックムスや&アザーストーリーズ、エーグルなどさまざまなブランドとコラボレーションを手がける人気アーティスト。@margauxdereume

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