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「ぎゃくたび」ではありません!【逆旅】この読み方分かったらスゴい

  • 2022.1.8

普段見かけない言葉なだけに、日本人でも読めない日本語はいくつもあります。 「逆旅」という言葉も、そのうちのひとつ。 そこで今回は、「逆旅」の読み方や意味をご紹介します。

(1)「逆旅」の読み方

「逆旅」という言葉、正しく読むことはできますか? 「逆」も「旅」も、それぞれ1文字ずつなら簡単に読めるのに、熟語になると読み方に戸惑う方も多いでしょう。 「逆旅」の読み方は、「ぎゃくたび」ではありません。 といっても、難しく考えすぎなければ、難なく読めてしまうという方も多い漢字です。 「逆旅」の読み方の正解は、「げきりょ」です。 また、「ぎゃくりょ」と読むこともできます。 (『広辞苑』より)

(2)「逆旅」の意味

「逆旅」の読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。 「逆旅」とは、「はたごや」「宿屋」という意味です。 「旅客を逆(むか)える」という言葉から、「逆旅」となったと考えられます。 また、単純に「旅」の意味でも使用されることもあるようです。 (『広辞苑』より)

(3)「逆旅」を用いた言葉

日常では使用しない「逆旅」という言葉ですが、この言葉を用いた故事成語があります。 「天地者万物逆旅」という言葉で、唐の詩人である李白が作った「春夜宴桃李園」が出典です。 「天地は万物の逆旅」と読むこの言葉は、「天地は、すべての生き物が死ぬまでの間に泊まる宿屋のようなものに過ぎない」という意味があります。 転じて、「この世にあるすべてのものは、儚く変わりやすい」という意味です。 (『広辞苑』より) 「逆旅」の読み方や意味をご紹介しました。 日常的に使用しない言葉ですが、「逆旅」を用いた故事成語は詩的でロマンティックな響きが感じられますね。 「逆旅」をさりげなく用いれば、知的な印象を与えることもできるでしょう。 (恋愛jp編集部)

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