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退職者が選ぶ「辞めたけどいい会社ランキング」2位Google超えの1位に輝いたのは?

  • 2022.1.7

「辞めたけどいい会社」と言われる会社があります。就職・転職サイト「Openwork」が公表した「退職者が選ぶ『辞めたけど良い会社』ランキング」によれば、ランキング上位の会社の退職者は入社時点でその会社をキャリアの通過点と捉えている人が多いようでした。上位3社をご紹介します。

■3位 A.T.カーニー株式会社

3位は外資系コンサルティング・シンクタンクの「A.T.カーニー」。平均年収は1,407万円(2021年12月15日現在、Openwork)。日本企業の管理職・役員レベルでした。

A.T.カーニーは世界有数の経営コンサルティング会社です。世界41ヵ国以上に63のオフィスを展開。日本国内でも、金融・通信・ハイテク・自動車など幅広い分野のアドバイザーとして取り組んでいます。

A.T.カーニーは外資系らしい厳しさが見られる一方、女性が働きやすい企業と言われています。また給与の高さはもとより、働きがいという点でも魅力のある企業のようです。

■2位 Google合同会社

2位は「Google」。平均年収はA.T.カーニーを上回る1,550万円(2021年12月15日現在、Openwork)。

インターネットが生活に根付いた現在、今やgoogleはなくてはならない存在と言っても過言でないでしょう。エンジニアはもとより、サービス・サポート、人事などさまざまな人材を募集しています。

女性の働きやすさやワーク・ライフ・バランスに力を入れている点でも人気があるようです。

■1位 マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社

1位は外資系コンサルティング・シンクタンクの「マッキンゼー・アンド・カンパニー」です。平均年収は1,211万円(2021年12月15日現在、Openwork)。他の2社よりも金額は低めですが、やはり日本企業の管理職レベルの数字です。

設立から50年を迎えた マッキンゼー・アンド・カンパニージャパンは日本のトップ30社のうち8割のサポートをしています。

働きがいがあることは言うまでもなく、やはり女性が働きやすい職場でもあるようです。ただ、忙しすぎるという声もありました。

■「辞めたけど良い会社」には前向きな人が集まっている

Openworkがリサーチした「辞めたけど良い会社」上位3企業には、その会社をキャリアの一環と考えている人が多いようです。

次のステップへの一つと考え、前向きな気持ちで就職したという人が多々います。だからこそ、働きがいを感じ、退職してもその会社に良い印象を抱き続ける人が多いのでしょう。

「今の会社から逃げたい」などの理由も転職の動機としては大いにアリですが、その場合でも「これはキャリアの通過点」と前向きに考えて転職活動を行った方がよさそうです。それができれば、転職してもしなくても大きく成長できるのではないでしょうか。

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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