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「やる気が出ない、気分がモヤモヤ」ネガティブな心が元気になった理由は【体験談】

  • 2022.1.7

なんだか気分がモヤモヤしてやる気が出ないと感じた40代前半の女性が、スマホやテレビから流れてくる情報をシャットダウンしようと、1日2時間、電子端末に触れずに自分と向き合う内観の時間を設けました。

最近、気分がモヤモヤして、なんだかやる気が出ない。新しいことや楽しいことにチャレンジする気力がなく、気持ちが乗らない……のはなぜ? コロナ禍で制限のある生活に慣れてしまったから? 自粛生活で思うように動けないことがストレスになっているの? 気付けば生理期間もだらだらと長引き、普段は5日で終わるところ7日目を過ぎてもちょびちょび経血が残っている状態。心の不調が体へリンクしているように感じました。

1日2時間、情報をシャットダウン!

このごろ「あれがしたい!」「これがしたい!」というやる気が起きず、なんだが心がモヤモヤと不安定。また、40代になり、生理周期も早かったり遅かったり、以前とは違ってきました。とうとう女性ホルモンの減少が始まったのかも……と、気分がダウン。

また、気付けばスマホやテレビ、ネットで常に情報に触れている毎日。日々流れてくる新型コロナウイルスの感染者数や後遺症の情報は正直不安になります。コロナ禍で思うように行動を起こせないもどかしさも相まって、すっかりネガティブモードに突入していました。

そこでなんとなくスマホやテレビを見ている時間を減らし、1日2時間ほど情報をシャットダウン。情報による気分の落ち込みや不安感を軽減させようと試みました。すると、2~3日続けてみただけでもずいぶんと気分のゆらぎが軽減。これは自分にとって不安感を減らすのに良い方法だと感じ、さらに継続しました。

スマホやテレビを見ない時間を設けてから、徐々に心が安定してきました。また、テレビをつけないことで、窓の外から聞こえるいろいろな音にも気付けました。風や雨の音、虫や鳥の鳴き声、人の話し声や車の音。その音は耳障りではなく、どちらかというと心地良く感じ、心が落ち着きます。スマホやテレビを見ているときは流れてくる情報に集中して感情移入し、ハラハラと心がざわつく毎日だったのに、情報をシャットダウンする時間を設けてからずいぶん心にゆとりが生まれました。

自分の心を見つめる内観の時間

さらに私は自分の心と向き合う「内観」の時間を作るようにしました。週に1度ヨガに通っているのですが、ヨガでは自分の呼吸に意識を向け、自分を内観する時間があります。その時間を普段の生活にも取り入れてみることにしたのです。まずは寝る前のリラックスできる時間にゆっくり内観をおこないました。また、日中でも時間に余裕があるときは、家事の合間に。

まずあぐらの姿勢で目を閉じ、頭の中を空っぽにします。何も考えないで、自分の呼吸に意識を集中。呼吸を丁寧にすることで、体や頭の中に新鮮な空気が入り込んでくる感覚です。心と頭がとてもスッキリしリラックスできます。

もちろん個人差はあるとは思いますが、私の場合、内観の時間を設けることで心の落ち着きだけでなく、やる気にもつながる気がしました。

次の章で、内観によって生じた気持ちの変化についてお伝えします。

新たな発見でモチベーションアップ!!

スマホやテレビを見ない時間と自分の心と向き合う内観の時間を設けるようになった私。最初は心の落ち着きや不安感を失くすことができたらという思いだったのですが、情報をシャットダウンし、内観を最低1日1回継続させ2週間が経過したころからでしょうか、以前のような「あれがしたい!」「これがしたい!」といった気持ちが芽生えるようになってきました。状況は変わらずコロナ禍ではありますが、在宅でも楽しめる新たな趣味へチャレンジ! 年末大掃除に向けて掃除もしたい!と思えるようになりました。

まず、在宅でも楽しめる「大人の塗り絵」に挑戦。36色の色鉛筆を購入し、じっくり作品を仕上げていきました。集中して塗り絵をしている時間は、内観の時間と似ていて心地良く感じられます。作品が徐々にでき上がっていく様子を見るのも楽しいです。

そして一足早く大掃除に向けて家をきれいにしました。普段は見過ごしてしまうカーテンや照明器具、換気扇や窓ガラスや網戸の掃除も、やる気のあるときに徹底的にほこりを拭き取りました。実践した結果、塗り絵も大掃除も心が整理され身の回りも整い、気分爽快、元気が出てやる気もめきめき湧いてきました。

まとめ

40代になってからは気持ちのモヤモヤのせいか、生理周期が短かかったり長かったりと定まらない状態になりがちでした。でも、心が安定し落ち着き出すと、元の28日周期に戻り安定するようになりました。生理期間についても、7日を過ぎてもちょびちょび経血が残っているということが、心の安定とともになくなっていきました。

心の安定が女性ホルモンの乱れを整え、やる気を出させたり前向きな気持ちにさせてくれたりしているのかなと思いました。体のためにもいつでも心を元気な状態に保っていきたいです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:izuみん

小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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