1. トップ
  2. 「ごめん…」義母の訪問を断らない夫に爆発!すると夫は涙を流して…

「ごめん…」義母の訪問を断らない夫に爆発!すると夫は涙を流して…

  • 2022.1.5

夫と結婚し子どもが生まれてから、遠くに住む義母がわが家に来たがるようになりました。出産直後は余裕がなく、私は義母の訪問に疲弊していました。「義母が来たら休めない」と言っているのに、夫は義母の訪問を軽率に許可。そんな夫に不満が爆発してしまった私は……。

※コロナ禍前のお話です。

結婚後はちょうどいい距離感だった

私は28歳のときに、大学の同級生だった夫と4年半の交際を経て結婚しました。

夫は大学入学と同時に実家を離れ、私たちが住んでいる場所と義実家は高速道路を使って3時間の距離。義母はひとりで暮らしていて、現役で働いているので、結婚して1年間で義母と会ったのは2、3回程度でした。

あまり人付き合いが得意でない私にとっては、義実家と物理的な距離があること、義母とあまり会うことのない環境をちょうどよく思っていました。

出産時、夫が私より優先したのは…

結婚して1年半が経ったころ、妊娠していることがわかり、その後出産を迎えました。陣痛がくる前に破水したのですが、夫は私の心配をするよりも慌てて義母に連絡。そして、義母は仕事を早退して駆けつけてくれました。

義母は、私が出産するまで病院に滞在し、生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこして、満足したように家に帰りました。私は出産直後でふらふらなのに、そんな私より義母ばかり気にしている夫に、次第に怒りが湧いてきて……。

ただ「義母にとっても、初孫だし……」と思い、ぐっとこらえました。

ついに怒りが爆発!

無事に子どもと退院し、自宅に戻ってきた3日後のことです。義母が朝からわが家にやってきました。私は義母の相手をしながらも「会陰切開したところが痛い。寝不足だから横になりたい」そんなことばかり考えながら過ごしました。そして、ようやく義母を見送ったのはなんと22時!

さすがにこれが続くと耐えられないと思った私は、義母が帰ったあと、夫に「今後、お義母さんが頻繁に家に来たら、ゆっくり赤ちゃんのお世話ができないし、今は私の体もつらいの」と伝えました。夫はわかってくれたように見え、ホッとしていたのですが……。


なんと、その5日後、今度は義兄夫婦を連れて義母がやってきたのです! そして、またもや長時間の滞在。さらにその1週間後には、義母がわが家に泊まりに来ました。

義母がわが家に来るときは夫に連絡をしているので、夫は義母の訪問にOKを出しているということ。私はついに怒りが爆発し、「どうしてわかってくれないの? 私、夜寝られていないの知ってるよね? 前につらいって言ったじゃん!」と、怒りながら夫に訴えました。

初めて見る夫の涙に…

私の怒りの訴えに、黙ってうつむいている夫。しばらくの沈黙のあと「ごめん、自分ではうまく調整したつもりだった……」と涙を流しながら謝ってくれました。夫の涙を見たのは初めてだったので動揺しましたが、ここは私も自分の主張を続け「義母でなく、私の体調を優先してほしい。このままでは、義母ともあなたとももう無理になりそう」と伝えました。

その一件以降も、義母が頻繁にこちらに来たがっているのは変わらずでしたが、夫が「その日は用事がある」と断るなどして、来る回数が少なくなるように調整してくれました。その後、徐々に私の体調も落ち着き、今では笑顔で義母を迎え入れることができています。

あまりに義母のことを優先されすぎて、私の怒りと不満が爆発してしまいましたが、あのときしっかりと夫に自分の意見を主張して良かったと思っています。私自身、義母とは良好な関係が築けるよう、積極的に連絡を取るようにはしていましたが、ある程度の距離感も必要だったようです。

今では夫がそのことを理解してくれ、義母とうまく距離がとれるよう調整してくれているので夫婦関係も、義母との関係も円満に過ごすことができています。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

著者/吉川みきな
イラスト/ののぱ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる