1. トップ
  2. レシピ
  3. 酒粕効果で芯まで温まる"かぶと冬キャベツのたらこチャウダー"

酒粕効果で芯まで温まる"かぶと冬キャベツのたらこチャウダー"

  • 2022.1.4

日本酒の製造過程でできる酒粕には、米や酵母由来の栄養分が豊富に残っています。甘酒や粕汁などはおなじみですが、日々の生活に役立つ新メニューを料理研究家の植松良枝さんに教えてもらいました。

酒粕効果で芯まで温まる"かぶと冬キャベツのたらこチャウダー"

■“かぶと冬キャベツのたらこチャウダー”のつくり方

バターや牛乳、魚介との相性がよい酒粕。酒粕の入ったチャウダーは風味も豊かで体が芯まで温まります。たらこゴロゴロ。新しい味わいのスープに、ぜひ挑戦してみてください。


◇材料 (2~3人分)

かぶ:小2個
キャベツ:80g
たらこ:40~50g(切れ子でOK)
玉ねぎ:中1/2個
セロリ:1/2本
酒粕:30g
バター:30g
水:200ml
牛乳:200ml
塩:小さじ1/3


(1)下ごしらえ
かぶは一口大に切り、キャベツは2cm四方に切る。玉ねぎとセロリは1.5cm角に切る。たらこはぶつ切りにする。

(2)煮る
鍋にバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたら玉ねぎ、セロリを加えて炒める。玉ねぎが透き通ってきたら水、牛乳と酒粕を加え、ひと煮立ちしたらかぶを加え、弱火にして6~7分煮る。

(3)仕上げ
キャベツとたらこを加えてなじませ、さらに1分30秒~2分煮て塩で味つけする。

完成
完成

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。自ら畑を耕すほどの野菜好き。野菜の旬をいち早く察知し、料理をつくる。みなぎる野菜の力に、つくり手の食いしん坊パワーがプラスされた料理は、食べ手の鼻と舌を魅了する。食を通して季節の移り変わりを提案。また、花や雑貨と料理のコラボレーションの提案や数々のイベント企画など、活動は多岐にわたる。近著に『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)がある。


文:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる