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アーミー・ハマー、すでに撮影済みだった新作映画を降板&代役を立てて再撮影

  • 2022.1.3
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相次ぐスキャンダル発覚によってハリウッドから姿を消した俳優のアーミー・ハマーが、すでに撮影済みの新作映画から降板したことがわかった。(フロントロウ編集部)

ウィル・アーネットがアーミー・ハマーの代わりを務める

スキャンダルによって出演を予定していた全作品を降板し、俳優業の休業を余儀なくされたアーミー・ハマーが、すでに撮影済みの新作映画『Next Goal Wins(原題)』を降板したことがわかった。代役は、映画『ミュータント・タートルズ』などの出演作で知られる俳優のウィル・アーネットが務める。

画像: アーミー・ハマー(左)とウィル・アーネット(右)。
アーミー・ハマー(左)とウィル・アーネット(右)。

米Deadlineによると、再撮影をするにあたってアーミーの都合がつかなかったため、急きょ代役を立てることになったそうで、すでにウィルは再撮影を終えているという。また、ウィルが引き継いだ役は“カメオ出演”という扱いだったが、今回の再撮影で当初の予定よりも少し出演シーンが増えたとDeadlineは伝えている。

『Next Goal Wins』は映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督がメガホンを取るコメディ映画で、2014年のFIFAワールドカップ予選を戦うアメリカ領サモアのサッカーチームを舞台に、主演のマイケル・ファスベンダー演じる破天荒なコーチが世界最悪のサッカーチームを立て直していく様子をコミカルに描く。

ちなみに、アーミーは映画『オリエント急行殺人事件』の続編で「エルキュール・ポアロ」シリーズの第2弾である映画『ナイル殺人事件』のキャストにも名を連ねているが、こちらは代役を立てることなくそのまま公開されることが決定している。

アーミー・ハマーをめぐる疑惑と騒動を振り返る

映画『君の名前で僕を呼んで』で脚光を浴びて以降、話題作への出演が目白押しで、今後さらなる活躍が期待されていたアーミーだが、関係を持った複数の女性から“裏の顔”を暴露されたことがきっかけで、ジェニファー・ロペスと共演予定だった映画『Shotgun Wedding(原題)』や、映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く新作ドラマ『The Offer(原題)』など、出演を予定していたすべての映像作品および舞台の降板を余儀なくされた。

アーミーは弁護士を通じて自身にかけられた疑惑を否定しているが、一連の騒動をうけて、所属する大手タレントエージェンシーのWMEはアーミーとの契約を解除。長年、パブリシスト(広報担当のエージェント)を務めてきた人物からも見限られたと米Hollywood Reporterは伝えている。

ちなみに、アーミーの現在の様子については一切明らかにされておらず、今年5月に酒や薬物、セックスの問題で治療を受けるために、フロリダ州のオーランド郊外にあるリハビリ施設に入所したことが報じられて以来、表舞台から姿を消しており、今後の俳優活動についても不透明となっている。(フロントロウ編集部)

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