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ポイントで差を出せる!シンプルナチュラルなおしゃれ部屋の実例集

  • 2022.1.2
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白や黒の無彩色や、 ベージュやアイボリーなどは総称してニュートラルカラーと呼ばれています。これらの色で統一した部屋は人気ですが、少し寂しく感じられると思い始めている方は多いかもしれません。今回は、家具や雑貨で「色・柄」を取り入れてインテリアを楽しくするアイデアをご紹介します。

「ニュートラルカラー」は素敵だけれど…

主張の少ないニュートラルカラーでまとめた部屋は、洗練された雰囲気に仕上がり素敵。
でも、少し物足りなく感じることはありませんか。色を取り入れれば、気軽に個性をプラスした楽しい雰囲気がつくることができます。また、色が与えてくれる心理効果によって気分転換ができるはずです。あなたも、ほんの少し「色」のチカラをかりて部屋の印象をチェンジしてみませんか。

【色別実例】アイキャッチになる「色」でインテリアを楽しく

1:【イエロー系】のインテリアアイテムを取り入れる

黄色は、気持ちを高揚させてハッピーな気持ちにさせてくれると言われています。頭をすっきりとさせてくれるため、リビングやワークスペースのアクセントカラーにいかがでしょうか。

こちらの部屋では、イエローのソファをリビングに取り入れています。マスタード系の抑えた色味なら、ナチュラルインテリアにも自然になじみます。

ロースタイルの家具で揃えた、開放感のある1Kの部屋。白とグリーンでつくるナチュラルな空間にイエローのミニ座椅子がアイキャッチになっています。

イエローのツリーが印象的なタペストリーをフォーカルポイントに。イエローの分量が多すぎると刺激が強く、感情に影響してくることもあるのだそう。写真のように、アクセントとしてポイント使いするのがおすすめです。

2:【ブルー系】のインテリアアイテムを取り入れる

ブルーは気分を静め、集中力を高めてくれる色だと言われています。リラクゼーション効果も期待できるので、くつろぎの場であるリビングのアクセントカラーとして取り入れてみては。

こちらの部屋では、木製家具の温かみにも合う深みのある色合いのブルーソファが空間を引き締めています。

モノトーンでつくるモダンな部屋にもブルーのソファはぴったり。硬質な印象のモノトーンインテリアにナチュラルな爽やかさを運んでくれます。

3:【グリーン系】のインテリアアイテムを取り入れる

グリーンは自然をイメージさせる色。静けさと安心感をもたらし、優しい雰囲気を演出してくれます。落ち着ける空間をつくりたい、そう感じたらソファやファブリック、クッションカバーなどポイントで取り入れてみてはいかがでしょうか。

葉が青々としたグリーンをたくさん置くのもよいですね。グリーンは目にするだけで、癒しと大らかな気持ちをもたらしてくれます。こちらの部屋のように、一箇所に集めると見た目も可愛らしく、水やりなどのお手入れもラクに。

【柄別実例】気軽に取り入れるなら「小さい面積」から楽しむ

1:【幾何学柄】のインテリアアイテムを取り入れる

インパクトのある柄はクッションカバーで小さく取り入れるのがおすすめ。モダンな印象を与える幾何学柄は、部屋を洗練された印象にブラッシュアップしてくれます。

ベッドファブリックで取り入れると、寝室インテリアが見違えます。こちらの写真のようにライトグレーの幾何学柄は、モダンでありながらナチュラルな空間にもなじむ優しい雰囲気が感じられますね。さりげなく柄物を取り入れたいなら、ニュートラルカラーを選ぶとよいでしょう。

2:【北欧柄】のインテリアアイテムを取り入れる

ナチュラルインテリアにも相性のよい北欧柄は、小さく取り入れるだけでもおしゃれ感を演出してくれます。こちらの部屋では、フィンランドのヘルシンキで誕生したテキスタイルブランド、kauniste(カウニステ)のクッションカバーをプラス。無地のクッションカバーと組み合わせると、アートのように際立ちます。

3:【花柄・エスニック柄】のインテリアアイテムを取り入れる

花柄のなかでもマリメッコのウニッコ柄のようにモダンな柄なら、フェミニンになり過ぎず大人の雰囲気に仕上がります。タペストリーのように壁に掛けるのも素敵。色のトーンを合わせているので、エキゾチックなミニラグとも調和しています。

ナチュラルな部屋のアイキャッチになる、エスニック柄のラグ。冬は暖色系のラグを選ぶと、色からも暖かさが感じられます。深みのあるエンジに浮かぶ繊細な柄が、フローリングの木目に映えていますね。ヴィンテージの落ち着いた雰囲気が、クラシカルな印象のカリモクの家具とも好相性。

色をプラスして、部屋を自分らしいインテリアに

主張の少ないニュートラルカラーをベースにしているからこそ、取り入れる色が映えます。ご自分の好きな色というだけでなく、その時の気分やどんな部屋にしたいかの希望も含めて色選びをすると、自分らしく居心地のよい空間がつくれるはずです。あなたもぜひ、暮らしに色をプラスしてみてはいかがでしょうか。

writer / 伊野 奈緒美 photo / goodroom journal

取材協力

<監修・記事執筆>

伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト1級 取得

https://naomi-spring.com/

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