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次なる調味料ブーム!? 「怪味ソース」のおしゃれアレンジ3品

  • 2015.8.12
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食べるラー油に塩麹、塩レモン…と続いた調味料ブーム。次なるブームといわれているのは、ピリっと辛くて、刺激的な味がクセになる混合調味料「怪味ソース」です。食欲がなくなりがちな夏にピッタリな、簡単ヘルシーレシピを3つ紹介します。

●複雑な味わいが魅力的な「怪味ソース」

怪味ソースは、中国四川省発祥の調味料。「怪味」は中国語で「複雑な味」という意味で、けっしてアヤシイものではありません。中華五行の「甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい、苦い」という5つの味が混じり合った複雑な味のことなんです。

怪味ソースを使った代表料理は、「怪味鶏」(ゆで鶏に怪味ソースをかけた冷菜)です。鶏肉との相性がバツグンで、日本でも、渋谷センター街にあるテイクアウトのから揚げ屋「金のとりから」に怪味ソースが置いてあることからジワジワと人気に火が付きました。

豆板醤やラー油、花椒などのパンチがきいた味なので、淡泊な野菜料理やお豆腐などの大豆料理に使っても◎。満足感があるから、ダイエットで野菜やあっさりしたものばかり食べている人にもおすすめです。

市販のものを使ってもいいけれど、自分で作ってみたい人のために、怪味ソースのレシピも紹介!

●作り方は簡単! 材料を混ぜるだけ

<材料>

砂糖…大さじ2

酢…大さじ1

しょう油…大さじ2

ラー油(食べるラー油でも可)…小さじ1

豆板醤…小さじ1

練りゴマ(白)(すりごまでも可)…大さじ2

ショウガのすりおろし(チューブでも可)…小さじ1/2

ニンニクのすりおろし(チューブでも可)…小さじ1/2

ネギのみじん切り…5cm

花椒…小さじ1/2

<作り方>

1.材料をすべて混ぜる。

作り方はいたってシンプル! 火を使わないから、暑い夏でも簡単に作れるし、冷蔵庫に入れれば1週間ほど保存できるので、多めに作ってストックしておくと重宝します。

●夏の肌の疲れを癒やす「白滝と大根の怪味サラダ」

ビタミンCたっぷりの大根は、紫外線を浴びた夏の肌を再生するのに一役買ってくれる美容食材。そこにノンカロリーの白滝を加えれば、ボリュームが出てお腹も満足する大根サラダの完成です。お好みでかつお節をかけても。

<材料>(2人分)

白滝…100g

大根…10cm

怪味ソース…大さじ3

<作り方>

1.大根を千切りにして10分ほど冷水に浸し、水気を切る。

2.白滝をゆでてあく抜きをし、水気を切ったら適当な長さに切る。

3.大根と白滝と怪味ソースを混ぜる。

●美容に欠かせないイソフラボンたっぷり!「厚揚げwith怪味ソース」

女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする大豆製品は、美容と健康のために欠かせない食材。怪味ソースは冷奴にかけても美味しいですが、両面をカリっと焼いた厚揚げにかけると、食べごたえがあります。忙しいときにすぐ作れて、おかずにもおつまみにもなる優秀な1品です。

<材料>(2人分)

厚揚げ…2枚

怪味ソース…大さじ1

<作り方>

1.厚揚げに熱湯をかけて油抜きをする。

2.フライパンを熱し、火が通るまで両面を焼く。

3.お皿に盛り付けて怪味ソースをかける。

●うるつや髪を手に入れる!「ミネラルたっぷり海藻丼」

夏は髪も紫外線にさらされ、傷みやすいもの。ミネラルたっぷりの海藻に怪味ソースをかけて食べれば、美容効果が期待できるのはもちろんのこと、食欲がないときでも食べやすいのが嬉しいところ。お好みで納豆や生卵をトッピングすると、栄養バランスも良くなります。

<材料>(2人分)

ご飯…茶碗2杯

めかぶ…2パック

わかめ、ひじき、のり、いりごま、怪味ソース…適量

<作り方>

1.ご飯の上に、めかぶ、わかめ、ひじき、のりを乗せる。

2.さらにその上にいりごまをトッピングして、怪味ソースをかける。

ほかにも、野菜スティックのディップとして使ったり、そうめんにかけたり、卵焼きに混ぜていつもとは一味違ったピリ辛風味を楽しんだり…と、アレンジは無限大。ぜひいろいろな食材に合わせてみてくださいね。

<文/西村亜希子>

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