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社会人なら知っておきたい?!【殆し】この漢字、意外と読めないかも…?!

  • 2022.1.1

この漢字なら見たことがある!と思ってしまう方も多い、「殆し」。 よく見ると「あれ?」と感じることがあるでしょう。 意外にサラッと読めない難読の漢字かもしれませんよ!

(1)送り仮名で読むレベルが高くなる「殆し」

多くの方は、“ほとんど”の「殆ど」で目にしたことがあると思っているでしょう。 その漢字と同じではあるものの、送り仮名が“し”となっただけで別物になります。 途中までは“ほとんど”と同じ読み方をしますよ。 「殆し」は、「ほとほとし」という読み方をします。 初めて聞くような読み方ではあるものの、どのような意味をもつのか次で見ていきましょう! (『広辞苑』より)

(2)「殆し」の意味

友だちや同僚と会話するうえで、あまり登場することはない「殆し」。 意味は3つあります。 「ほとんど……しそうだ。すんでのところで……である」 「もう少しで死にそうである」 「極めて危うい」といった感じです。 意味的には厳しい状況をさす言葉になり、あまりいい場面で使う言葉ではありません。 しかし、知っておくと非常に知的な印象を与えるでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「殆し」の語源

殆しの“ほとほと”とは、辺や側といった「ほとり」のもととなった「ほと」を重ね、「ほとほと」という言葉が生まれました。 「もう少しで」という意味ももち、このことから「危ういところで」「だいたい」といった意味としても使われるようになりました。 しかし、「だいたい」は「殆ど」の意味として変化しています。 ちなみに、「殆ど」は「殆し」が音だけ変化したものです。 語源はすべて「ほとほと」からきているので、一緒に覚えておくといいでしょう。 (『広辞苑』より)

(4)「殆し」の使い方

最後に、「殆し」の使い方を少し紹介しておきますね。 「このスピードで進めていたら殆しから、これからは私が進捗を指示する」 「長年一緒に暮らしてきた家族の愛犬が殆し……」 文章の中に「殆し」を使うだけで、一気に博学さを感じさせる文章になりますね。 (『広辞苑』より) 厳しい状況に使われる「殆し」。 場合によっては、あまり縁起のいい言葉を使いたくないときもあるでしょう。 違う言葉を使うことにより気遣いをすることもできるので、ぜひ覚えておくといいですよ。 (恋愛jp編集部)

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