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旦那さん必見! 妊婦が本当に“サポート”してほしいこと

  • 2015.8.10
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【パパからのご相談】

妻が妊娠中です。つわりの時期を越え、元気にしていたのですが(今も元気ではありますが)、お腹が大きくなってきてから、またいろいろと大変そうです。イライラしていることも多く、少しでも発散させてあげたいのですが、何をすればいいかわかりません。 「これだけはしてあげて!」というポイントがあれば教えて欲しいです。

●A. 「これだけは」の大技より“こまやかさ”を!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

お腹が大きくなってくると、出産が近づいていることへの不安や、内臓を圧迫される苦しさ、ちょっとした動きもままならないもどかしさや睡眠不足などで、妊婦さんはまた大変な思いをすることが増えますね。

そんな妊婦さんのために何かしてあげたい! と思ったときのポイントをまとめてみました。

●妊娠中にやって欲しかったことの1位は“家事”!

「妊娠中に旦那さんにして欲しかったことは?」というアンケートが行われたことがありました(アンケートデータバンク)。それによると、第1位は“家事”となっています。

たしかにお腹が大きくなってくると、包丁の使用やフライパンを振ること、風呂やトイレの掃除など、ひとつひとつが重労働になります。踏み台が必要になるような高い所の掃除などは、ママだけでなく赤ちゃんにも危険です。

アンケートでは、「食べた物の片付けくらいして欲しかった」などの声が紹介されていますが、これはあくまで“最低限”の話です。

筆者の知人たちにも尋ねてみたところ、「いちいち言わないと手伝ってくれなくてイライラした」という声がとても多く聞かれました。“自分からやると申し出る”のもポイントかもしれません。

●気持ちのフォローと物理的なフォローの両方が必要!

上記アンケート結果では、「物理的なフォロー」に関する項目が5位に、「気持ちのフォロー」に関する項目が2位と4位に入りました。

5位の例であげられている“爪切り”は必須です。大きなお腹では、自分の足の爪を切ることができず、靴下を履くことさえ困難なのです。

「気持ちのフォロー」のポイントのひとつには、「一緒であること」があります。この“一緒”というのは、“同じくらい緊張感を持つ、知識を身につける”という意味です。「父親は子が生まれるまで親の実感を持てない」などと言われますが、それは妊婦さんにとっては非常に大きな不安であり、ストレスです。

もし、「実感がない」のだとしても、それを隠し通し、努力してみせるのが、ママへの最低限の優しさです。

●一番大切なのは“声を聞くこと”

アンケートによるランキングの結果は、どれも頷けるものでした。けれど一番大切なのは、目の前にいる相手の声をちゃんと聞く、ということです。

妊婦さんは、出産するまで大変さを解消することができません。たくさんの不便さに、24時間悩まされ続けているのです。ですから、「これだけは」という大技を探すよりも、こまやかなケアを心がけることが大切なのです。

妊娠中は大変なことも多いですが、たくさんの幸せに気づき、実感することができる期間でもありますね。幸せいっぱいの気持ちで赤ちゃんを迎えることができるよう、まずは目の前の大切な人を、たくさんの優しさで包んであげてくださいね。

【参考リンク】

・「妊娠中に旦那さんにして欲しかった事は?」アンケート | アンケートデータバンク

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

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