子供のお年玉の使い道はどうするのが一番いい？管理方法も紹介

お正月にもらうお年玉は子供にとっては楽しみの一つですが、親にとっては使い道をどうするかなど悩みの種です。しかしお金について子供と話す、いい機会でもあります。今回はお年玉の使い道について、年齢ごとの傾向と管理方法について紹介します。

子供にとってお年玉は、お正月で一番の楽しみです。何を買うか、どう使うかワクワクしていることでしょう。ここからは年齢別にお年玉の使い道について見ていきましょう。

未就学児の場合、まだ本人が使うことはあまりないので、貯金することが多いようです。そのほかに、もらったお年玉で子供が欲しがっているおもちゃを買うことも。未就学児の場合は、ほとんど親が管理することになるでしょう。

小学校低学年の場合のお年玉の使い道は、もらったお年玉の一部を自分の好きなものを買い、残りを貯金しているようです。使い道はゲームやお菓子、マンガなど。

小学校高学年になると、好きなものを買うほかに、友達との交際費に使うことも増えてきます。

中学生になると、行動範囲もグッと広くなるため、友達と出かける機会も増えてきます。欲しいものを買ったり、友達と出かけたりなど交際費にも多く使うようです。

一方で、しっかり貯金するという意見もあります。お小遣いとあわせて、大きな金額のものを買うこともあるようです。

高校生になると使い道も多岐にわたり、欲しいものを買ったり、交際費に使ったりとさまざま。友達への誕生日プレゼントや映画、ライブなど、毎月のお小遣いでは足りない分をお年玉でまかなっている部分もあるようです。

まとまった金額を手に入れることのできるお年玉ですが、親はどこまで口を出してもいいのでしょうか。お年玉の管理方法について見ていきましょう。

お年玉は子供と一緒にお金について考える、絶好の機会です。まとまった金額をどうするか、一緒に考えてみましょう。

まずは、お小遣い帳をつけさせるものいい方法です。お小遣い帳をつけると、何にいくら使ったかがひと目でわかるため、お金の流れがわかるようになります。お年玉のほかにお小遣いもあるのなら、決まった金額内で計画的にお金を使うことが身に付くでしょう。

子供の名前で口座を作り、お年玉を貯金させてみましょう。自分の名前の通帳に少しずつでも貯金することで残高が増えていくのは嬉しいものです。

貯金をする楽しさと欲しいものはお金をためて買うなど、計画的にお金を使うことを学ぶことができます。

中学生までは通帳は親が管理し、高校生になったら通帳を子供に渡し、子供自身に管理させるのもいいでしょう。

毎月のお小遣いと違ってお年玉は、大きな金額が一度に手に入るため、その使い道に心配になるでしょう。しかし、お年玉をとおして親子でお金について話し合ういい機会でもあります。

しっかりとした金銭感覚を身に付けるためにも、一緒にお年玉の使い道について親子で話し合ってみましょう。