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元ホテルのアパルトマンで、パリジェンヌの部屋作り。

  • 2021.12.28

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、映画監督を目指すレア・ヴィラーニが登場。最終回は、ひとり暮らしのアパルトマンのインテリアを紹介。

フランス式5階(日本式6階)にあるレアの住まいは、1日中安定した光が回る気持ちのいい空間。かつてホテルだったというアパルトマンは優雅なカーブを描く螺旋階段や、床のモザイクタイルなど1930年代のアールデコの繊細なディティールが特徴。室内はカウンターで仕切られたダイニングキッチンから、寝室まですべて真っ白にペイントされていて、より明るい印象。多肉植物やドライフラワーなどのナチュラルオブジェがアクセントになり、室内を生き生きと見せている。インテリアは母親に相談するというレア。「オルレアンに住む両親の家もインテリア好きなママが手がけたの。シンプルだけれど植物や写真アートを飾っていて、とても感じがいいの。だから引っ越しが決まった時、ママと一緒にいろいろ探したのよ」旅先の写真や香水の瓶で少しだけガーリーなムードも添えて、お気に入りのデコが完成。

イケアの小物やヴァカンスの想い出で彩る、クリーンな部屋。

南仏の観光地ゴルドのポスターは、旅の思い出の品。イケアで買った3つのサボテンと、サボテン型の花器、ダイヤモンド型のライトを飾って。花器と照明はフランス大手のインテリアショップ、Leroy Merlin(ルロワ メルラン)で購入。

エルメスのパルファン、ツイリー ドゥ エルメスや古いポストカード、ボンマルシェでひと目惚れしたトラのパッケージのマッチなど、お気に入りのものを飾っている寝室の一画。

ラベンダーは今年のヴァカンスで南仏から持ち帰ってドライに。ポラロイドカメラはセレクトショップコレットの限定モデルで、友人が誕生日プレゼントに贈ってくれた大切なもの。

●紹介した店ルロワ メルランwww.leroymerlin.fr

Léa VILLANIフランス中部の都市、オルレアン出身。大学進学を機にパリに上京し、経済と知識管理の専門的ビジネススクールSKEMAでマーケティングとビジネスデベロップメントを学んだ。その後、演技と監督の勉強のためにパリ19区のCours Florentに入学。現在は女優とモデルとして幅広く活動中。将来は映画監督を目指す22歳。@lpnvillani

 

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