1. トップ
  2. おでかけ
  3. 「交番まで逃げなきゃ…」夜道でこちらを見つめる”不気味な男”。この後、膝が震えるほどの恐怖が…。<ゾッとした体験談>

「交番まで逃げなきゃ…」夜道でこちらを見つめる”不気味な男”。この後、膝が震えるほどの恐怖が…。<ゾッとした体験談>

  • 2021.12.27

みなさんは、仕事帰りに”ストーカー被害”に遭遇したことはありますか? 今回は実際に募集したゾッとした体験談「不気味な男の視線」をご紹介します。

「不気味な男の視線」

20代の時に音楽雑誌の記者をしていた私は、仕事上、1週間に2-3日は夜に開かれるざまざまなコンサートを鑑賞する必要がありました。 そんな日の帰宅時間は22時を回りましたが、子供もおらず、晩ごはんを作ってくれるなど家事にも協力的な夫に助けられていました。

視線を感じる

上野の東京文化会館で開かれたコンサートに行った夜のこと。 当時私は小田急線の代々木上原から10分の場所に住んでいましたので、山手線で新宿へ出、小田急線に乗ったのですが…視線を感じた方向を見ると、中年男性が私から目をそらしたことに気がつきました。 それとなく気にしていると、その男性は何度となくこちらに視線を送ってくるのです。

足が震えて…

気持ちが悪いな。 こちらをチラチラ見ているその男性には気味の悪さしか感じません。 車内はそれほど混んでいませんでしたから、歩いて車両を何両か移るうち、電車は代々木上原に着きました。 さあ、これから夫と遅い晩ごはんだ…と駅を出てしばらく歩いた時、10mほど後ろに先ほどの中年男性がこちらを見ている姿に気づいた時は、思わず脚ががくがく震えました。

近くに交番が

夫に電話しようにも、携帯電話はまだない時代でしたし、駅の公衆電話に戻るには男のいる場所を通らなくてはなりません。 救いは、道の先にある交番でした。 意を決して交番まで走りました。 振り向くと、あの中年男性がこちらを見て立っているのがわかりましたが、警官と交番を出た時はいなくなっていました。 事情を話してパトカーで家まで送ってもらい…他愛のない話ですが、警官には「この辺りは暗いから女性の跡をつける男が少なくない。夜道は気を付けてください」と説教されて無事帰宅。 以降、遅くなる時は夫に駅まで迎えに来てくれったり、タクシーを使うなどして帰宅しましたが、その後、あの中年男性と出くわすことはありませんでした。 いかがでしたか? もし近くに交番が無かったらと思うと、ゾッとしますよね…。 皆様も夜道にはお気を付けください。 次回の「ゾッとした体験談」もお楽しみに♪ ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる