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もう頑張らないで。まじめ女子に送る、仕事で上手に手を抜く方法

  • 2015.8.10
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会社で管理職に就いている方から部下の育成やマネジメントのお話を伺うとよく出てくるのが「仕事ぶりもマジメで優秀、自身も目をかけていて一生懸命指導してきた女子社員が突然辞めてしまう」という話です。

まじめ過ぎる働き女子に向けて、仕事で上手に手を抜く方法

(c) contrastwerkstatt - Fotolia.com

ヘッドハンティングなど、ステップアップするための退職ならまだ理解できるけれど、理由を聞いても何かが不満というより「疲れた」「少し休みたい」と、漠然とした答えで管理職としてはモヤモヤが残るそうなのです。

女性は一般的に、人から命じられたり課されたことに対して従順にコツコツとこなす人が多いですよね。子供のときの夏休みの宿題、女子と男子では休み最後の三日間の慌てぶりが違ったりしませんでしたか。

その一方、女性はその真面目さゆえ仕事に対してすべてに手を抜くことなく、かつ細かいことにも気づきやすいので、気が付くと120%の力で頑張り続けます。

頑張れているうちはいいですが、体力気力ともにその限界を超えてしまうと疲れて何をする気にもなれなくなり、結果仕事を辞めてしまうのでしょうね。

最近は結婚しても子どもができても仕事を続ける女性が多くなりました。すると今度は仕事に加え、家事に育児にと家に帰ってもフル稼働しなくてはなりません。人生をハッピ―で充実したものにさせてくれるはずの仕事や結婚のために、自分が倒れてしまったら元も子もありませんよね。

自分もそんな「まじめ女子」ではないかと思っているあなたには、ぜひ「上手な手抜き」をしていただきたいと思います。

まず「手抜き」は「サボり」ではありません。「時間と労働力の有効活用」だと意識を変えましょう。

私は約20年ほどある会社で仕事をしていましたが、その時常々、「男性はなぜか仕事の手抜きがうまいな」と感じていました。男性にとって「仕事」とは定年まで一生続く長丁場。だからこそ、自分のエネルギーが途中で枯渇しないように気を付ける術が身についているのかもしれませんね。

たとえば新入社員のとき、二人一組となってなるべく多くの会社を訪問し、名刺をいただいてくるという研修がありました。枚数がグラフで貼り出され、一位になると表彰されるのでみんな頑張っていたのですが、私がペアを組んだ男性は何社か訪問するとすぐ「お茶して休憩しよう!」と言うのです。

私はお茶しながら「あの…休憩もほどほどにして一社でも多く行ったほうがいいんじゃない?」と提案してみました。

すると彼は「この研修って、要は知らない会社の知らないオッサンと普通に仕事の話ができるようになれってことでしょ。俺らできてるから無理して一位になる必要ないじゃん」と言ったのです。

私は研修で言われた通り「一枚でも多く名刺を集めてくること」しか考えていなかったので、結構衝撃でした。彼はその言葉の先にある目的を見通していたのです。

彼を観察していると確かに、お会いできた方と初対面でどのように仕事の話を展開するか、ちゃんと研究していることがわかりました。ゆえに一社に時間がかかり訪問件数が伸ばせないということもありました。

結局私達は中の下の成績でその研修を終わりましたが、その後彼は配属先でトップ営業マンとなっていました。もし彼が何も考えず休憩ばかりしていたなら、「ただのサボり」ですが、研修の真の目的を理解し、仕事で効果を出しているのですから「上手な手抜き」だったと言えます。

彼に限らず、手抜きが上手な人は「物事の優先順位のつけ方と気持ちの割り切りが早くて的確」です。

よく言われることですが、仕事は、

重要かつ緊急

重要だが緊急ではない

重要ではないが緊急

重要でも緊急でもない

の、4つのものに分類されます。

手抜き上手は1のみ手がけ、2は記録しておき後で本当に取り組む必要があるか検討し、3は自分より早くできそうな人を探し、4は放置するでしょう。

まじめ女子は1はもちろん、2と3まですべて一人で取り組もうとして自爆するか、求められていることが明確になっていなくて、抱えている仕事をすべて1に振り分けてしまっているように思います。

まずは仕事の最終目的を冷静に見極め、それを達成するためにやることを書きだし、最初に書いた5個だけに取り組んでみてはいかがでしょうか。最初に書きだしたものはだいたい1に該当していることが多いです。

また、「今日はコレ」と決めたら他は最低限で良いという割り切りも大切です。例えばあなたが結婚して子供がいたとして、今日は仕事に打ち込む! と決めたら、その日は掃除しない、食事はデリバリーかお惣菜を買う、子供は夫に任せるか延長保育、シッターさんを利用しましょう。

一日だけならホコリがたまっても、手料理が出せなくても、子供とたくさん遊んであげられなくてもどうということはありません。

マジメ女子は「とりあえず70点できれば上出来」と、自分に対する厳しい目を緩めてあげることも大事です。

一方で、上手な手抜きには「120%の力を出して取り組んだ経験」も必要です。

何か一つの仕事やプロジェクトでいいので、「120%の経験」をしておくと、どこで手を抜くべきかがわかるようになるからです。

そしてそのように仕事を頑張った結果「仕事ができる人」というイメージを持たれるようになると、すべての仕事にパワーを注力できない時、本当に力を抜いてもサボっているとは思われなくなります。

上手な手抜きを覚えるために、体力がある若いうちにまずは目の前の仕事に必死で取り組んでみるのもおススメですよ!

(佐藤栄子)

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