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一度は使ったことある言葉?!【乃至】漢字で書くとビックリな難読漢字

  • 2021.12.26

誰も読めないなか、サラッと漢字を読む人に憧れを抱く瞬間はありませんか。 今回の「乃至」も、読める人が少ない部類の漢字になるでしょう。 意外にも使ったことのある、身近な言葉ですよ!

(1)「乃至」の読み方

知っている読み方で読むと「のし」と読みがちな「乃至」。 間違った読み方ですが、読み方を知ればきっと「使ったことがある!」と言うでしょう。 じつは「乃至」と書いて、「ないし」と読みます。 “乃”は「の」という読むイメージが強いですが、ほかにも「ない」「だい」と読むことが。 これだけでも立派な知識になるでしょう。 普段はひらがななので、漢字ではこのように書きますよ。 (『広辞苑』より)

(2)「乃至」は中間をあらわす言葉

具体的に、「乃至」とはどのようなことをさす言葉なのでしょうか。 「乃至」には大きく分けて2つの意味があります。 ひとつは、数・階級・種類などを示すときに上と下との限界を示して、中間を略すのに使う語。「……から……にかけて」。 もうひとつは、または。あるいは。 乃至と使う際、選択肢が多いときなどに使っているでしょう。 “あるいは”や“または”より“ないし”を使うほうが、同じ意味でも印象が違いますよね。 (『広辞苑』より)

(3)「乃至」の由来

中間を示すときに使われる“乃至”ですが、どのような由来があるのでしょうか。 乃至の「乃」には、割り切れない様子をあらわす接続詞の意味があります。 そこに「至」という字をもってくることで上下の限界をあらわし、「乃至」でそのものに対する限界をあらわしているのです。 このようなことから、限界の範囲をしめす言葉として使われるようになりました。 (『広辞苑』より)

(4)法律での「乃至」は意味が異なる

法律でも「乃至」は使われています。 しかし、一般的に使う意味として使うのではなく、法律ならではの使い方があるようです。 法律では、「〜から〜まで」という意味で使います。 もし、触れる機会があった際、「乃至」がどのように使われているのか見てみるとおもしろいでしょう。 (『広辞苑』より) 一度は使ったことがある「乃至」。 しかし、使う場面によってその意味は若干異なることもあります。 それを頭に入れつつ、ほかの人にも教えてあげるとお互いタメになることでしょう。 (恋愛jp編集部)

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