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「頑張らない」は手抜きじゃない! 年末年始は遊ぶ余力を残して、台所は楽に心地よく!【日登美のタベコト in Berlin・13】

  • 2021.12.25

ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主催している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイ、第13回です。

ドイツ式、頑張らない食卓で乗り切る年末年始

いよいよクリスマスに大晦日、忙しくなってきますね。台所でもご馳走の準備に忙しい時期です。でもね、台所に合理化の文字はあっても努力の文字はあってはならない(笑)! それがドイツの台所です。

何を隠そう、いそいそと11月から焼き菓子を焼いてきたのも、このためなのです。焼き菓子は日持ちがするから1回焼いておけばしばらく楽ができるのですよ。お腹が空いてる子どもたちにはクッキー缶を渡して「さぁ、お食べ」といつでも差し出せる。なんならシュトレンやパネトーネなどの発酵させたパン系の焼き菓子は、時間が経つほど美味しくなるし、主食にだってなり得るのです。

これは台所に毎日立って疲れている場合じゃありませんわよ奥様! 食卓を頑張らない余力でいろいろ遊べるのが年末年始のいいところなんですから、ぜひ手抜きと思わずに、食卓を合理的にやってまいりましょう。

日々クッキーを焼く、保存食をつくる、は台所を楽にする貯金みたいなものなんです。
焼き菓子で慌てず過ごすクリスマス。のんびりいこう。
パネトーネとシュトレンのハーフ的な焼き菓子。天然酵母なら更に日持ちして風味もよいからオススメ!

ドイツは料理は1日1回しかしないのが基本です。昼に暖かいものを食べて、朝はパンかミュースリー、夜は残り物にパン。だから温かい炊き立てご飯や味噌汁が毎食でてくる日本の食卓なんて奇跡に近いんです。もうね、これは大きな声で言いたい。毎食ご飯を炊いたらドイツでは拍手喝采なんですよ! これにおかずと味噌汁がつくなんていったらもう神業です。皆さん、これ以上頑張る必要はありません(笑)。

これでもドイツならご馳走(笑)もう頑張るもんか!
焼き菓子は弁当にも入れちゃう手抜きぶり。いや、合理化です!

そして食後も食器洗い機があるのが基本ですから、極力家事も合理化。しかも便利なだけでなく水の節約にもなるし、一石二鳥。もちろん丁寧に作って、食べての毎日に、後片付けまで入った日本の食卓の良さはあります。それが日本人の精神性の高さを生むのだなぁ、ということも海外に出てみて感じています。けれど合理性、頑張らないで見えてくる豊かさがあるのも事実。だからいいとこ取りでいけたらいいな、と。

そんなわけで最近の我が家のモットーは、「脱・丁寧な暮らし、目指せ心地よい暮らし!」ドイツの合理的な台所をヒントにゆるゆると楽に自分が心地よいと思う台所を目指しつつ、師走を乗り切る所存でございます。

ドイツの大晦日、こんな感じで焼き菓子三昧。まだまだシュトレンにクッキー。
台所がんばらないで遊ぶ年末年始。子どもらとボードゲームなど!

さて、今年の我が家のタベコトも最後の投稿となりました。いつもお読みいただきありがとうございます。どうぞ皆様素敵な年末年始をお迎えくださいませ!

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